このたび、2012年6月よりサービスの提供を開始した「コージェネレーションを活用したデマンドレスポンス Smart Saving Power」が、「平成24年度省エネ大賞 省エネルギーセンター会長賞」を受賞いたしました。
本件は、電力の需給緩和と新たなコージェネレーションの価値創造をもたらす国内初の取り組みであり、当社と株式会社エネット(代表取締役社長:池辺 裕昭)が共同で推進して参りました。
具体的には、当社からお客さまへ電力の需給が逼迫している情報をタイムリーに提供することで、お客さまのコージェネレーションの稼動を高めていただき、系統からの受電量の抑制(節電)を実現します。本取り組みに参加いただいたお客さまには、節電の貢献に対する対価を提供しており、お客さまは、電力の需給逼迫の緩和という社会的な貢献と経済的なメリットの享受を同時に達成することが可能です。本ビジネスモデルにより、震災以降、社会問題となっている電力不足に対し、「過度な我慢」や「使用の制限」をお客さまに強いることなく節電への協力ができることが特長です。
本取り組みでは、昨夏2012年9月末までの4ヶ月間に、115MWh(発電所送電端換算値、一般家庭約100軒で使用する電気の4ヶ月分)の節電を実現いたしました。
<ご参考>
・2012年5月31日プレスリリース
https://www.osakagas.co.jp/company/press/pr_2012/1197570_5712.html
・省エネ大賞
http://www.eccj.or.jp/bigaward/winner12/index.html
・株式会社エネット
http://www.ennet.co.jp/
※ 省エネ大賞とは
企業・自治体・教育機関等における優れた省エネ活動や技術開発等による先進型省エネ製品、ビジネスモデル、事例を表彰するもの。
(主催:財団法人省エネルギーセンター、後援:経済産業省)