当社は、2022年度より、環境省の「令和4年度既存のインフラを活用した水素供給低コスト化に向けたモデル構築実証事業」のもと、生ごみ由来のバイオガスとグリーン水素からe-methane(e-メタン)を製造し、都市ガス消費機器で利用する実証事業を実施しています。本日、本事業について、2025 年日本国際博覧会(大阪・関西万博)における「未来社会ショーケース事業」の記者発表会で、「グリーン万博」領域の協賛事業として紹介されました。
本事業は、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が掲げる「EXPO2025 グリーンビジョン」の実現に貢献できるプロジェクトとして期待されており、大阪・関西万博での実証に向け、引き続き、取り組みを進めてまいります。 |
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【大阪・関西万博『未来社会ショーケース事業』の概要】 |
大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会」を支える技術・サービスを、2025年以降の未来を感じさせる「実証」と2025年の万博にふさわしい「実装」の形で、「未来社会の実験場」となる万博会場の整備、運営、展示、催事などに活用し、国内外の幅広い参加者や来場者に、体験として提供する事業群の総称です。
未来社会ショーケース事業では、6つの領域「スマートモビリティ万博」、「デジタル万博」、「バーチャル万博」、「アート万博」、「グリーン万博」、「フューチャーライフ万博」が設定されています。 |
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【大阪・関西万博における取り組みの概要】 |
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会場内で発生する生ごみ由来のバイオガス*1に含まれる二酸化炭素(CO2)にくわえ、今回新たに紹介された「直接空気回収(DAC)実証装置」*2および「CO2回収装置」*3で回収される予定のCO2と、再生可能エネルギー由来のグリーン水素から、メタネーション装置*4により7Nm3/hのe-メタンを製造し、迎賓館厨房やガスコージェネレーション設備など、会場内の都市ガス消費機器で利用する実証実験を行う予定*5です。 |
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*1: |
生ごみを発酵させてつくる、メタン約60%、CO2約40%で構成されるガス |
*2: |
公益財団法人地球環境産業技術研究機構(RITE)が、会場の大気中からCO2を回収する予定 |
*3: |
エア・ウォーター株式会社が、会場内に設置されたガスコージェネレーション設備などの排ガスからCO2を回収する予定 |
*4: |
当社のバイオメタネーション装置、および日立造船株式会社のサバティエメタネーション装置を使用 |
*5: |
本取り組みに関する過去の発表:Webページはこちら |
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以上 |