大阪ガスビルディング(以下、「ガスビル」)北館が国の登録有形文化財(建造物)に登録される見込みとなりましたのでお知らせします。 |
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登録有形文化財(建造物)とは、竣工から50年以上を経過した建造物のうち、造形の規範となっているもの等、一定の評価を得た建造物が文化審議会による審議を経て登録されるもので、当社グループとしてはガスビル南館に続き2例目の登録となります。 |
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北館は、株式会社安井建築設計事務所・佐野正一の設計、株式会社大林組の施工で、1966年に竣工しました。安井武雄(現在の株式会社安井建築設計事務所を創設)が設計した南館(1933年竣工)の北に接して建つ増築棟です。
南館の特徴的な庇や同種外装材(白磁タイルや黒御影石など)を継承しつつ、大胆に変更した柱割や、より開放的な窓など、時代にふさわしい新しさを追求したデザインにより新旧の区別と全体の調和を生み出しています。 |
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南館と一体となり、「ガスビル」として御堂筋の歴史と景観を牽引してきており、このたび登録有形文化財(建造物)の登録基準の一つ「造形の規範となっているもの」に該当する建造物と評価されました。
今後、文化庁の官報告示を経て、正式に登録される予定です。 |
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以上 |