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    大阪ガス実験集合住宅「NEXT21」
    504住戸改修の概要発表

    2024年06月14日
    大阪ガス株式会社

       大阪ガス株式会社(社長:藤原正隆、以下「大阪ガス」)は、実験集合住宅「NEXT21」において、504住戸(床面積134.64m2)の改修を決定しました。
       
       「NEXT21」は1993年の竣工以来、「環境」「エネルギー」「暮らし」の面から、住まいながら実験を継続し、エネルギーシステムの構築や住戸の改修を行っています。2024年4月に居住実験30周年を迎え、今後の発展に向けたテーマとして「和の居住文化の継承・発展」を掲げた住戸改修を実施します。
       
       従前の日本の住まいには、風や太陽の光、熱などの自然の力を取り入れる「パッシブデザイン(※1)」の先駆的な考えがありました。本改修において、環境シミュレーションを実施し、現時点での自然環境に加え、計画中の建物の影響なども含めた自然環境への影響も可視化することで、最適な「パッシブデザイン」を実現します。
       また、資源を循環する「サーキュラーデザイン(※2)」も、伝統的な日本の住まいにおいて当たり前に行われてきました。本改修では、既存住戸の材料を可能な限り利活用し、新規に導入する材料には、周辺地域で発生する「ゴミ」を活用し、改修における建材調達・施工〜解体・廃棄に係るエネルギーを減らします。
       「パッシブデザイン」「サーキュラーデザイン」を和の居住文化ととらえ改修することで、現代に求められるサステイナブルな暮らしを実現していくとともに、NEXT21を起点とした地域スケールの資源循環ネットワークの構築を目指します。
       
       Daigasグループは、今後も引き続きこれからの暮らし方の研究・提案により、低・脱炭素社会の実現に貢献し、暮らしとビジネスの”さらなる進化”のお役に立つ企業グループを目指します。
       
    (※1)太陽の熱や光などの自然のエネルギーを、機械を使わずに建物に利用する設計手法のこと。
    (※2)サーキュラーエコノミー(循環型経済)実現のため、経済活動のあらゆる段階(設計、製造、消費、使用、廃棄、再資源化など)で循環系へのシフトを促しつつ、モノやエネルギーの消費を低減することで、新たな経済的価値の成立を目指すデザインの考え方。
    実験集合住宅「NEXT21」の概要
       
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