大阪ガス株式会社(社長:藤原 正隆、以下「当社」)の泉北製造所は、「令和6年度後期自然共生サイト」に認定されました。 Daigasグループの保有する区域が「自然共生サイト」に認定されるのは初めてです。 |
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「自然共生サイト」認定制度は、環境省が、30by30※1の達成に向けた施策の一環で、民間の取り組み等によって生物多様性の保全が図られている区域を「自然共生サイト」として認定するものです。 |
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泉北製造所は、大阪府高石市と堺市にまたがる瀬戸内海沿岸にある埋立地に位置し、第一工場(1971年操業開始)と第二工場(1977年操業開始)の二つの工場から構成されています。当社が保有する最大のLNG基地であり、当社の都市ガス供給の約7割を担う安定供給の重要な拠点です。 |
製造所では、操業当初より地域の植生と親和性の高い樹種(郷土種)で緑地化を進め、2002年からは地域性種苗※2の導入に取り組んできました。導入した種苗は製造所スタッフが近隣地域の里山から採取したドングリ等の種子から育成し、地元小学校と連携して植栽したものです。これらの活動を通じて、製造所は多様性の高い植生の創出とともに、地域との繋がり創出や環境教育の場として機能しています。今回の認定は、これらの取り組みが評価されたものと考えています。 |
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Daigasグループは、自然の恵みを将来にわたって享受できる「自然共生社会」の構築に貢献することを「Daigasグループ生物多様性方針※3」で掲げ、多様なステークホルダーと連携しつつ生物多様性の保全と回復に向けて取り組みを推進しています。 今後も活動を進め、サステナビリティ経営を推進していきます。 |
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※1 2030年までに、陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする国際的な目標 |
※2 近隣の地域で採種した種子、または、採取した種子から生産過程までが明らかな苗 |
※3 Daigasグループ生物多様性方針 | Daigasグループのサステナビリティ | Daigasグループ |
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<泉北製造所内> |
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泉北製造所の全景と「自然共生サイト」に認定された緑地(黄色枠部分) |
※地図の出典:国土地理院ウエブサイト(https://maps.gsi.go.jp/ ) |
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