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陸上養殖向けに開発した装置をハイブリッド種「クエタマ」の水槽で公開中!

陸上養殖向けに開発した装置をハイブリッド種「クエタマ」の水槽で公開中!

8月23日から25日まで東京ビッグサイトにて第25回「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」が開催中。Daigasグループの大阪ガスリキッドはそのシーフードショーにて、近畿大学水産研究所さま協力のもと、同社が開発・販売を行っているマイクロバブル発生ノズルを使用した陸上養殖向けの装置を公開しています。

「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」とは、一般社団法人大日本水産会さまが主催する水産マーケットです。

大阪ガスリキッドは、産業ガスの用途拡大の一環としてマイクロバブル発生ノズルの開発・販売を行ってきました。近大水産研究所さまへの委託研究から、直径10〜500ミクロンの細かいバブルを発生させることができるノズルを用いて養殖場の水槽内に酸素を供給すると、水中により多くの酸素が溶けて養殖環境が良くなり、養殖対象の成育促進などにつながることを確認。さらに養殖密度を高めることも期待できます。本装置は、本ノズルと酸素供給装置、循環ポンプなど一式を含んだパッケージタイプで既存の設備に簡単に設置できるといった利点も備えています。

大阪ガスリキッドは本装置の商品化を目指し、2021年4月から近大水産研究所さまの協力を得て養殖魚の成育テストを実施。このたび成育テストと装置の組み立てが完了したため、第25回「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」にて、近大水産研究所さまが養殖した高級魚「クエ」と「タマカイ」のハイブリッド種(交雑魚)である「クエタマ」の水槽を展示し、本装置のデモンストレーションを実施しています。シーフードショー終了後は、本装置を用いてヒラメの成長促進への効果、ならびに養殖密度の向上効果の検証を目的とした実証試験を9月から近大水産研究所さまで実施予定です。

「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」では、海や水産業にまつわるイベントも同時開催されています。ご興味のある方は詳細をご確認の上、ぜひご来場ください。

大阪ガスリキッドでは、今後もお客さまや社会のニーズに合わせた商品・サービスの提供に努めるとともに、お客さまから求められる利便性や省エネルギー行動につながるさまざまな新技術の開発研究・実用化にも取り組んでまいります。

詳細はこちら
第25回ジャパン・インターナショナル・シーフードショーの詳細はこちら

2023年8月24日(木)

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