生ごみと一緒に処理できる!?大阪ガスが開発した植物由来の「ごみ袋」とは

生ごみと一緒に処理できる!?大阪ガスが開発した植物由来の「ごみ袋」とは

スーパーなどで買い物をすると、こんな形の袋をもらいますよね。写真の袋は、普段目にするものとなんら変わりなく見えますが、実は地球にとっても優しい特長があるんです☆

本日は、大阪ガスが開発した、植物由来の樹脂が原料の「ポリ乳酸ごみ袋」をご紹介します!

■植物由来の成分でできたごみ袋って?その特長を紹介☆

このごみ袋の原料は、低炭素材料として注目されている「ポリ乳酸」という樹脂です(・v・)
ポリ乳酸は、トウモロコシやサトウキビ、ジャガイモなどの植物から抽出したでんぷんから作られるのですが、この樹脂はCDケースのように硬くて、衝撃に弱く、しかも伸びないので、ごみ袋を作ることはできませんでした。

生ごみと一緒に処理できる!?大阪ガスが開発した植物由来の「ごみ袋」とは

大阪ガスでは従来から、ポリエチレンでできたガス管の廃材と、ペットボトルの廃材を複合した新しいリサイクル樹脂材料を開発してきました。その技術の応用でポリ乳酸を改質し、強度が高く、伸びやすく、土の中で分解するという特長を持った樹脂の製造に成功したのです!

■生ごみと一緒にバイオガス化!一石二鳥で地球にも優しい☆

皆さまは、「バイオガス」という言葉を聞いたことがありますか?
バイオガスは再生可能エネルギーの1つで、生ごみなどの廃棄物や、家畜の糞尿などを発酵させることで発生する可燃性のガスです。

生ごみと一緒に処理できる!?大阪ガスが開発した植物由来の「ごみ袋」とは

通常のごみ袋は、バイオガス化システムに投入する際、生ごみとごみ袋を分別する必要がありました。

ですが「ポリ乳酸ごみ袋」を使うと、土に分解される性質が活かされ、生ごみをごみ袋に入れたままバイオガス化システムに投入できてしまうんです!
ごみ袋の分別・処分が不要になって手間も減るうえに、ごみ袋自体もバイオガスになるためバイオガスの量も増え、まさに一石二鳥☆

■農業用・食品用など、さまざまな用途への応用技術も進行中!

ポリ乳酸を使用した、ごみ袋以外の商品の開発も進めています♪
皆さまは、畑の土にビニールのようなシートがかぶせてある光景を見かけたことはありませんか?あのシートにポリ乳酸を使用すると、最終的には土の中で分解されるので、不要になったら外すという手間がなくなるんです☆

そのほか、このフィルムは比較的安全な成分からできているので、食品包装などへの応用も期待できます(^^)

生ごみと一緒に処理できる!?大阪ガスが開発した植物由来の「ごみ袋」とは

上の写真をご覧ください!右は「ポリ乳酸ごみ袋」を放置しておいたもの。ボロボロになっているのが分かりますか?

スタッフも持ってみましたが、触れた箇所から崩れていってしまうんです!(゜□゜)例えるなら、パリパリの焼き海苔を、手で揉んで粉々にするときの感覚に似ていました。
粉々になった袋は、土の中では微生物に分解され、跡形もなく消えてしまうんですって。

なお、この袋はバイオガス化システムや土の中で分解されるもので、ごく普通の環境下であれば数年は強度を保っていられます♪ごみ袋として使っていて、脆くなって崩れてしまうことはありませんので、ご安心を!

低炭素化社会の実現に向け、身近なものから環境負荷の少ない素材を導入していくことで、地球に優しい生活とはなにかを考える機会が増えれば素敵ですよね☆

「ポリ乳酸ごみ袋」開発までのお話は、大阪ガスグループのホームページからご確認いただけますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

>>開発者インタビュー「超高温可溶化技術(メタソリューション)と生分解性ごみ袋の開発」

2014年6月30日(月)

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