Daigasグループの大阪ガス国際交流財団がサポートしているインドネシア大学日本地域研究科大学院生の日本語研修が、3年ぶりに日本で約2ｶ月間にわたり実施されました。

当研修は、日本語研修に留まらず、日本文化・社会の経験、研究分野の調査などを通じて日本についての理解を深めていただき、国際親善、相互理解に繋げることを目的としています。長らくオンラインでの実施でしたが、今回は2023年1月11日から3月8日にかけて、大学院生4名に来日していただき実施することができました。

最初の1ｶ月は、大阪の日本語学校にて日本語コミュニケーション能力の向上に注力。2ｶ月目は、独立行政法人国際交流基金 関西国際センターにて、語学に加え、日本の社会・文化や、インタビュー・発表の仕方なども学ぶ日本語総合学習の受講や、家庭訪問、文楽鑑賞・生け花などの日本文化体験、自らの日本研究を深めることを目的とし、自分で計画をたてて行う自主研修旅行など、さまざまなカリキュラムにチャレンジしていただきました。

研修終了後のアンケートでは、「日本語の基礎能力向上だけでなくコミュニケーション力もついた」、「すべての活動は将来のために役に立った」、「最終発表会へ向けた、データの集め方、インタビューやアンケートの仕方などが勉強になった」、といったポジティブな感想をいただきました。さらには、自らの将来について「日本に関わる仕事をしたい」、「日本語の先生になりたい」、といった希望の声も！

大阪ガス国際交流財団は、次年度のインドネシア大学大学院日本語研修の実施をはじめとし、国際親善、相互理解のさらなる深化を目指した活動を展開してまいります。

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