3月24日(月)、大阪ガスクッキングスクール神戸で、「アスリートのための鹿肉料理試食会」(主催:森林動物研究センターさま)を開催しました!
当日は、まず森林動物研究センター主任研究員の横山さまから、「野生の鹿の現状」をお話いただきました。
近年、近畿の山では野生の鹿が増えすぎて、緑がなくなるほど草木を食べつくしたり、農作物を荒らしたりする被害が問題となっています。兵庫県では、毎年3万頭以上が捕獲され、その多くが処分されているのが現状です。
兵庫県森林動物研究センターさまとアプリーティセサモ、大阪ガスでは、この命を“森の恵み”として大切にしたいと考え、2012年から「鹿肉料理教室」を開催し、鹿肉の消費を促進しながら、食肉としての価値を知っていただく取り組みを行っています。
鹿肉は、イノシシ肉と並んで古くから日本人が食べてきた食材の1つです(・v・)
中でも鹿肉は、高たんぱく・低脂肪・鉄分豊富で、その特性から、最近では特にスポーツ関係者から注目され、競技前の栄養補給時や、競技後の疲労回復のための食材として活用が始まっています☆
当日は、プロボクサーや五輪出場選手をはじめ、スポーツ栄養士の方や、食品メーカーの方など、約50名の皆さまにお集まりいただき、「炙り鹿スネ肉のマリネ風」や「春野菜と鹿のスープ」、「鹿肋肉スパイシー焼き」などを召し上がっていただきました(*^▽^*)
アスリートの方々からは、「鹿肉の特性とおいしさがよく分かりました。今後の活用について、真剣に検討したいです」などの感想が。
アプリーティセサモと大阪ガスはこれからも、兵庫県森林動物研究センターさまとともに「鹿肉料理教室」の開催などを通じて、“森の恵み”を大切し、地域の山や森を守る取り組みを続けていきます!