毎月皆さまに関西の食にまつわる情報をお届けしている「あまから手帖」。
今月は、訪れると何かと迷ってしまう、そんな京都をご紹介。川沿いの茶屋、イタリアン、パン、ディープな酒場…今日はどのお店にしようか悩んでみたり。歩いて、バスに乗って、自転車で、いろんな手段で京都を巡ってみたり。寄り道をしているといつの間にか本当に道に迷っていたりなんかも、京都の一つの楽しみ方です。
◆「舟を漕いで茶屋に行く。」
京都でも指折りの景勝地、嵐山に、100年以上も川と一体となって営み続ける茶屋があることをご存知でしょうか。そこへ行くには川岸に停まる手漕ぎボートで川を渡る必要があります。メニューには、おでん、イカ焼きなどの軽食や、みたらし団子などの甘味…夏には鮎の塩焼きやかき氷など、どこか懐かしいラインナップ。座敷に上がると、川面を眺めながらゆっくり流れる時を味わうことができます。まるで嵐山の特等席かのような茶屋をご紹介。
◆「京都人はイタリアンがお好き」
和のイメージが強い京都ですが、実はイタリア料理店がよく馴染みます。調理経験も修業経験もゼロからスタートしたマスターが、37年の月日を重ね、味を確立させてきたパスタが味わえるお店。北イタリアで5年間学んだ料理と文化をベースに、洗練されたディナーコースが自慢のお店。そして、名物のカルボナーラや肉団子がゴロゴロ入ったスパゲッティなど、南イタリアで修業したシェフがお手頃価格で料理をふるまうお店。京都で、ずっと愛され続ける3店のイタリアンをご紹介します。
◆「日々是パン」
全国でもトップクラスのパン消費量を誇る京都。少し歩けばパン屋が目に入り、パンの焼けるいい香りが漂います。あっちの店へ、こっちの店へ。そんなパン巡りの散歩も楽しいもの。そこで今回は、祖母から子や孫へ、師から弟子へ、場所を変えて・・・日々パンを焼き続ける6店6様の物語をお届けします。
他にも、7代続く蕎麦屋や、朝呑みができる酒場の紹介、自転車で巡る京都の楽しみ方など、京の街へ繰り出す気分が盛り上がる一冊に仕上がりました。「あまから手帖5月号」、どうぞお楽しみに!
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