NEXT21とは?

建物緑化

自然と共生する生活

NEXT21の緑地

NEXT21は、緑地面積1000㎡を有しており、周辺の公園緑地と連携することにより、緑のネットワークを形成することも考慮した上で設計されています。
建設に先立ち、周囲の植生や飛来している野鳥の状況を調査した結果、大阪城公園には多くの種の野鳥が生息し、NEXT21の周辺を通って、真田山公園や天王寺公園などの南の緑地へ飛んでいることが確認できました。
それらの野鳥やチョウをNEXT21にも呼び込むことを念頭に置きつつ、共用廊下の景観にも配慮しながら緑地の配置を検討しています。

NEXT21の緑地

緑化による熱環境の改善効果

真夏に撮影を行った熱画像写真により、近隣の建物では表面温度が40℃を超えている一方、NEXT21の植栽部分では日射の遮蔽や水分の蒸発により、建物の表面温度が気温と同程度であることが確認できました。

可視光線による写真

可視光線による写真

熱画像写真

熱画像写真

植栽の経過

屋上を含め、2階以上の緑地には人工土壌を使用しています。もとは苗木で植えた小さな木々は、年を重ねるごとにボリュームのある植栽に成長しました。しかし、2000年を超えた頃に、住民の意見により、少し植栽のボリュームをおさえました。

植栽の経過1993年(竣工時)
1993年(竣工時)
植栽の経過1996年
1996年
植栽の経過2002年
2002年

NEXT21に飛来した野鳥

竣工後、さまざまな種類の野鳥が飛来し、NEXT21の木々に巣を造っています。毎年、雛の巣立ちが観察されています。

NEXT21に飛来した野鳥
NEXT21に飛来した野鳥
NEXT21に飛来した野鳥

第1フェーズで1年を通して観察されたドバト、キジバトなど6種が、第4フェーズ調査でも同様に通年で観察されましたが、一方で、新たに飛来した野鳥も多く、NEXT21の緑化が自然の生態系の中で一役を担っていることが分かっています。

NEXT21に飛来した野鳥

NEXT21での昆虫・土壌生物

昆虫

NEXT21では、チョウなどの多くの種類の昆虫が確認されています。
周辺緑地も合わせて調査を行ったところ、野鳥は緑地面積が増えると出現する種も増える傾向が見られますが、チョウはそのような緑地面積との関係はなく、食餌や吸蜜ができる特定の植物(ブッドレアやアベリア等)の周辺に生息することが分かりました。

NEXT21での昆虫・土壌生物
NEXT21での昆虫・土壌生物
NEXT21での昆虫・土壌生物

NEXT21では、大阪城公園の約16%、上町大地の約30%の種類の昆虫が、狭い面積で確認されました。近隣の緑地とのネットワーク形成により、生物の多様性に貢献していることが分かります。

NEXT21での昆虫・土壌生物

土壌生物

竣工後の調査により、NEXT21の屋上は人工土壌であるにも関わらず、1㎡あたり18万個体もの土壌生物が存在することが判明。また、1階中庭においても1㎡あたり5万個体が確認されました。
これらは植物とともに、土壌生物が持ち込まれたと考えられます。

NEXT21での昆虫・土壌生物
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