人・自然・エネルギーとの関係が進化する都市型集合住宅
NEXT21は1993年に建設された、大阪ガスの実験集合住宅。
ここでは大阪ガスの社員が実際に居住し、
「環境」「エネルギー」「暮らし」の面から、さまざまな実験・検証を続けています。
これからの住まい・住まい方を、皆さまとご一緒に見つける場にしたいと考えています。
NEXT21では、5〜10年先の居住環境や設備の提案のため、実際に社員家族が居住し、さまざまな検証をおこなってきました。建設以来、<住まい・住まい方実験><エネルギー実験><商品化に向けた試作機評価>を3つの柱として、1994年から今日に至るまで居住実験を続けています。
今後さらに多様化していくことが見込まれるライフスタイルに対応すべく、NEXT21では建設当初から、スケルトン・インフィル(SI)工法をはじめとした建築システムを採用してきました。これにより、外壁の移動や水回りの変更も含めた住戸の全面改修が可能となり、さまざまな実験ができるシステムとなっています。
「集合住宅は立体的な一つのまちであり、共用廊下や階段はまちの街路空間にあたる場所」という考え方で、NEXT21は計画されています。また、敷地面積1,500㎡ほどの敷地に建つ建物に、約1,000㎡の植栽をほどこしています。住まい手に安らぎを与えるとともに、野鳥や蝶の休息地となることも目指しました。加えて、緑化による熱環境の改善も確認されています。
竣工から28年を経過したNEXT21
多角的な側面を持ち、多くの特出すべきことがらについて識者の方々から動画にてメッセージをいただきました。
NEXT21とは?