2020年11月16日
NEXT21の災害時のレジリエンスについて実証実験を行った
昨今、大規模・長期間の停電を伴う自然災害が増えてきている中、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い在宅避難もまた災害時の有効な手段として再評価されています。NEXT21では、2020年3月の設備改修工事により、災害時の停電・断水時においても必要最低限の機能を72時間にわたり維持できる自立システムを構築しました。
2020年8月28日12:00〜30日12:00の48時間NEXT21の10世帯33名が参加し、災害が発生して、停電・断水が起こったことを想定して、自立実証実験を行いました。中圧供給のガスは、震度7程度の大地震時にも供給停止の可能性がほとんどありません。NEXT21では、このガスにより稼働させた停電時対応ジェネライトと住戸のエネファームからの電力だけで避難生活を体験し、生活の充足度を検証しました。限られた電力でも小能力エアコンを作動できた住戸の満足度は高く、エネファームの発電電力(700W)でも実現可能なことが実証できました。
今後、冬季の自立実証実験に取組む予定です。
①大阪ガス 実験集合住宅NEXT21 災害時自立実証実験(2020年8月)動画
②慶應義塾大学 伊香賀俊治教授 災害時自立実証実験へのコメント
④芝浦工業大学 秋元孝之教授 災害時自立実証実験へのコメント
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