NEXT21 居住実験30周年連続企画
シンポジウム[オンライン同時開催]
[入場無料]
終了しました
「30年の軌跡と次世代への継承」
これまでNEXT21で実施してきた居住実験の成果および今後の展望を、有識者、建築、エネルギー業界、官公庁など幅広い対象の方へご報告する場としてシンポジウムを開催しました。大阪会場、東京会場、オンラインで700名近くの方々にご参加いただき、住宅を取り巻く環境が大きく変化している中で、30年間の軌跡を振り返るとともに、これからの住まいをさまざまな視点から考察する機会となりました。また、会場ではNEXT21の変遷、大学との共同研究、学生アイデアコンペの受賞作品などのパネルを展示し、NEXT21での取り組みについてご理解を深めていただきました。
2024
11/8(金)13:30~17:30
大阪会場
大阪ガス本社3階ホール
〒541-0046 大阪市中央区平野町4丁目1-2
11/22(金)13:30~17:30
東京会場
スパイラルホール
〒107-0062 東京都港区南青山5丁目6-23
- 定員:
- 大阪・東京とも150名(現地)
プログラム
- 基調講演
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「建築緑化の歴史と現在」
プレゼン資料(藤森先生)
- 藤森 照信氏建築史家・建築家
東京都江戸東京博物館館長
東京大学名誉教授
工学院大学特任教授
- <講演概要>
建築緑化の試みは急増しているが、その歴史と問題点についてはなぜか語られずに今日まできました。世界最古の〈ルッカの塔〉や日本最古の〈秋田商会〉をはじめ、コルビュジエの屋上庭園の顛末やドイツのグリーンパワーによる大規模屋上庭の試みがなぜ急に中止されたのか、などなど自作を含めて緑化の来し方と行く末についてお話ししたい。
<プロフィール>
1946年長野県生まれ。「日本の近代建築上・下」(岩波書店)、「建築探偵の冒険 東京篇」(筑摩書房)、「藤森照信の茶室学」(六耀社)、「藤森照信の作品集」(TOTO出版)など著者多数。建築作品として〈神長官守矢史料館〉、〈ラ コリーナ近江八幡 草屋根〉、〈多治見市モザイクタイルミュージアム〉など。近年は国内外にフリースタイルの茶室を制作している。
藤森氏の主な建築作品
神長官守矢史料館(1991年)
ラ コリーナ近江八幡
草屋根 (2015年)
多治見市モザイクタイル
ミュージアム(2016年)
- 報告
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「NEXT21のこれまでの取組み~エネルギーシステムと実験の変遷~」
プレゼン資料(志波)
大阪ガス株式会社 エナジーソリューション事業部計画部
環境・政策チーム 志波 徹
- 鼎談
- NEXT21建設当時から関わってくださっている先生方による居住実験の総括を鼎談形式で行います。
- 深尾 精一氏首都大学東京名誉教授
- 髙田 光雄氏*京都美術工芸大学副学長
京都大学名誉教授
- 近角 真一氏*集工舎建築都市
デザイン研究所所長
- ファシリテーター加茂 みどり氏*追手門学院大学教授
- 発表
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学生アイデアコンペの最優秀賞作品(7/13の最終審査で決定)のプレゼンテーションのあと、インタビュー形式で作品を深堀りします。
プレゼン資料(石井様)
- 最優秀賞「裸貸しの野性的再編」
- 発表者石井 涼也氏広島工業大学
- インタビュアー土井 脩史氏*大阪公立大学大学院講師
- 座談会
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学生アイデアコンペの審査員が、応募作品からコンペを総評し、これからの住まいやNEXT21の可能性についてディスカッションします。
学生アイデアコンペの受賞作品
(2次審査結果発表)
- 魚谷 繁礼氏魚谷繁礼建築研究所代表
京都工芸繊維
大学特任教授
- 大西 麻貴氏大西麻貴+百田有希
/o+h共同主宰
横浜国立大学
大学院Y-GSA教授
- 門脇 耕三氏アソシエイツパートナー
明治大学教授
- 川島 範久氏*川島範久建築設計
事務所代表
明治大学准教授
- 宮原 真美子氏佐賀大学准教授
- 伏見 唯氏建築史家・編集者
伏見編集室代表
- 講演
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「これからのライフスタイルと環境・エネルギー的側面で考えるべきこと」
プレゼン資料(近本先生)
- 近本 智行氏*立命館大学教授
- 総括
- 「NEXT21に期待すること」
- 清家 剛氏*東京大学大学院教授
*NEXT21 居住実験の検討ワーキングに参画中