木の空間で育まれる、心身ともに健康で幸せな暮らし
省エネ・創エネ性を叶えながらも、健康と快適性も実現した「ウェルネスZEH※」住宅です。
各所に無垢材などの自然素材を多く採用し、生活しながら木のぬくもりを感じられる空間に。室内に自然の風が流れ込むように設計したことで、中間期には快適に過ごすことができます。また、集合住宅でありながら、太陽光発電と最新型エネファームのダブル発電による創エネでZEHを実現しています。
UA値=0.2W/(?・K)の高い断熱性能により、冬季でも居室の室温を18℃以上に保つことを実現しました。間取りに関しては寝室近くにトイレを配置。夜中にトイレに起きてしまった場合にも、室間温度差が3℃以内となっているので安心です。
外部廊下の手摺に設置した太陽光パネル(3.6kW)と発電効率55%のエネファーム(700W)のダブル発電により、都市型集合住宅でありながらZEHを実現します。(BIE=0.39)
ストレス緩和の効果、睡眠の質の向上についての効果を活かすように、地域の無垢の木材を多く採用しました。香りと共に自然素材から感じられるリラックス効果や、天然の木が本来持っている湿度を保つ効果などにより、健康な日々を過ごせる住まいづくりを実現しています。
安心して開けることができる開口部を南北に設置。防犯効果もありながら中間期(春・秋)には開口部からの風が通風用小窓を通り抜け、心地良い空間を実現します。
自然通風や採光を適度に採用することで、自然と溶け合いながら生活を送る楽しさを住まい手に提供します。
気流によって発生しがちな乾燥や不快感をなくすため、ガス温水床暖房と天井放射冷暖房システムを採用しました。「放射+静流」により部屋の温度分布が均一になることで快適な空間を作り上げ、眠りの質の向上を図っています。
ZEH実現に向けた手法や自然換気システムや健康に配慮した冷暖房システムのご提案をいただきました。
早稲田大学教授
田辺 新一氏
床温・室温・間取りや適度な木材の採用が健康や睡眠の質に及ぼす影響についてご教示いただきました。
慶應義塾大学教授
伊香賀 俊治氏
ウェルネスZEHの概念を作っていただき、シミュレーションにより室内の温熱環境分布や時間変動を確認いただきました。
芝浦工業大学教授
秋元 孝之氏
都市の集合住宅の中に、町家や民家のような伝統的木造軸組みを組み上げ、その木架構(骨組)の中に、安らぎのある木の空間をつくりました。その空間の中で、住まい手が安らかに、そして楽しんで暮らしてもらえる「暮らしの場」を、住まい手自身がつくっていける、そんな生き生きとした「木の住まい」になってほしいと思います。冬の温かさ、夏の涼しさ、春・秋の風の爽やかさ、森が育てた木に囲まれ、木の香りを感じながら、四季を「住まい」の中で楽しむことができる豊かな暮らしの実現を願っています。
改修年 | 2020年3月(全面改修) |
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広さ | 130.74㎡ |