今回ご紹介するのは、大阪ガスファシリティーズのDX業務改革部。
2025年4月に新設された部署で、現場の業務改善とDX(デジタルトランスフォーメーション)を力強くリードしています。
ポイント1 「FACi-NAVi(ファシナビ)」とは
ビルなどの設備点検や修繕計画などの情報を一元管理するために、設備保全管理システム「FACi-NAVi」を開発。紙や複数のファイルに散らばっていたデータの集約・標準化を実現しました。今後は活用の場を広げていくことを目指しています。
ポイント2 公共施設包括管理もデジタル化
大阪市から受託している包括管理業務では、公共施設約200件の点検予定や修繕履歴、不具合相談などの情報集約に「FACi-NAVi」を活用。データを蓄積することで、業務効率化と提案力向上を図り、お客さまの満足度向上にもつながっています。
合わせて「RPA」も導入することで、単純作業を自動化させ、お客さまはより付加価値の高い業務に集中できるようになりました。
ポイント3 「販売型DX」という新しい挑戦
高所や立入困難箇所の点検に向け、ドローン活用を検証。メンバーが免許を取得し、安全かつ迅速な点検を目指しています。さらに、モバイル端末での点検アプリ開発も進行中。トライアル&エラーを重ねながら、新たなツールやアプリを販売する「販売型DX」に挑戦しています。
現場の地道な工夫が、確かな進化につながる――。
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