ご家庭にガス警報器は設置されていますか?
実は、警報器の性能を最大限に発揮させるには、設置場所がとても重要なんです。
今回は、その正しい設置場所に関するクイズと、知っておくと安心な豆知識をご紹介します!
さて、問題です!
「都市ガス」の警報器は、どこに設置するのが正しいでしょうか?
A. 床の近く
B. 冷蔵庫近辺
C. キッチンに近い天井近く
D. ベランダ
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…正解は…「C. キッチンに近い天井近く」です!
■なぜキッチンに近い天井近く?都市ガスとプロパンガスの違い
ご存知でしたでしょうか?私たちが一般的にご家庭で使っている都市ガスは、実は空気よりも軽いんです!
もしガスが漏れてしまった場合、上にフワッと浮き上がって天井付近に溜まりやすいという性質があります。
そのため、ガス警報器は天井面から30cm以内の高い位置かつ、ガス機器(またはガス栓)のあるキッチンの近く、水平距離が半径8m以内に設置することが推奨されています。換気扇の近くや、風通しの良すぎる場所は警報が届きにくくなるため注意が必要です。
一方で、プロパンガス(LPガス)は空気よりも重い性質があるため、ガス漏れした場合は床付近に溜まります。そのため、プロパンガスの警報器は床の近くに設置するのが正しいとされています。
■警報器は家族の安全を見守る大切な存在
ガス警報器は、ガスの種類によって最適な設置場所が異なります。
ガス漏れだけでなく、火災や不完全燃焼によって発生する一酸化炭素(CO)も検知し、音と光で知らせてくれます。特に一酸化炭素は無色無臭で非常に危険なため、警報器が24時間365日、家族の安全を見守ってくれることは大きな安心に繋がります。
ご自宅のガス警報器の設置場所は適切か、また有効期限は切れていないか、ぜひこの機会にご確認ください。
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