“エネルギーの地産地消” への関心が高まるなか、Daigasグループの「エナジーバンクジャパン」は、初期投資なしで太陽光をはじめとする再生可能エネルギーに関する設備を導入するための事業スキームや、ノウハウなどを提供しています。
エナジーバンクジャパンの事業基盤である “省エネ設備普及スキーム” は、お客さまが設備の初期投資を行わずにリースを活用して発電設備や空調設備を設置し、リース料は設備の稼働実績に応じて変動するというのが最大の特徴。 再生可能エネルギー事業のなかでも、太陽光発電を主体としており、2010年4月の会社設立以降、少しずつ連携する自治体やパートナー企業を増やし、2019年4月末で44件、52MWの発電事業に携わっています☆
今回、大阪ガス通信編集スタッフは、今春4月に稼働を開始したばかりの「拍子ヶ池太陽光発電所」へ行ってきました! 神戸市西区の緑豊かな田園風景のなかに広がる6ヘクタールの農業用ため池の水面には、約10,000枚もの太陽光パネルが設置されています。「水上太陽光発電は、“造成工事が不要”、“未利用地を有効活用できる”、“自然を壊さない” などメリットが多い発電方法ですが、設置場所に住む地域住民の方に理解いただくことがとても大切です」と、プロジェクトの資金調達や収支業務など、案件のスキームづくりと事業管理を担当する大畑さんが話してくれました。
この水上太陽光発電は、全国各地に点在する調整池などを活用できるため注目を集めています。 エナジーバンクジャパンでは2014年から水上太陽光発電の開発に取り組んでおり、今回訪れた拍子ヶ池発電所は7件目です。 ここでは年間約3,000,000kWhの電力供給を見込んでおり、これは一般家庭約1,000世帯分の年間使用電力量に相当します。
大畑さんが、Daigasグループの3つのマインドのなかで大切にしているのは『誠心誠意・使命感』。
「再生可能エネルギー事業は、エネルギー企業が持つ使命のなかでも、大きな役割のひとつだと感じています。 ただこの事業は “地域との共生” が重要で、自分たちだけで推し進めることはできません。 地域の皆さまに誠実に向き合い、またその声に耳を傾けて、今後も革新的なスキームを開発していきたいと考えています」
プライベートについて聞くと、「日々、数字と戦っているので、休日は子どもと公園へ行ったり、野球観戦をするなどリラックスして楽しんでいます」と、笑顔で応えてくれました。
これからも『大阪ガス通信』ではさまざまなフィールドでの事業紹介や、関西にとどまらず、海外や日本全国に広がるグループ会社の取り組みなど「こんなとこにも!?」というグループの活動をお届けしてまいります☆ どうぞお楽しみに!
関連する記事