6月のある日、大阪ガス通信スタッフがやってきたのは、大阪ガス泉北製造所にある緑地「泉北の杜(もり)」。この中には、片道約1キロほどの遊歩道があります(^^)
泉北の杜を散策していると、地元小学校の子どもたちがやってきました。
この場所に、みんなで植樹をするんですって☆
本日は、木の葉が風に揺られる音と、小鳥のさえずりが聞こえる、とってものどかな場所で行われた植樹活動、「グリーンウェイブ」の様子をお届けします♪
■「グリーンウェイブ」ってどんな活動?子どもたちは、自然の風景にわくわく☆
世界各地の子どもたちが学校や地域などで植樹を行い、自然とふれあいながら生物多様性への理解や普及に繋げていくことを目的とした活動、それが「グリーンウェイブ」です。大阪ガスは2010年から参加しています。
昨年には、姫路製造所で実施した「グリーンウェイブ」の様子をレポートしました♪
到着した子どもたちは、まず自分たちが植える植物について説明を受けてから、製造所員と一緒に、泉州地域の里山に自生する植物の苗を植えました!
泉北の杜に入ってみてどう?と尋ねてみると、子どもたちからは「こんな森初めて!」「虫がいっぱいいてびっくりした」といった感想が。
普段このような自然に触れることが少ないのか、みんな興味津々な様子♪
子どもたちが植えた植物の1つ、チガヤは、猫じゃらしのようなふわふわの穂をつける植物です。
泉北製造所では、泉北の杜のまわりをチガヤでいっぱいにするべく、子どもたちに毎年植樹の協力をお願いしています♪
その昔、製造所のまわりは芝生で囲まれていました。ですが、きれいに揃えられた芝生の上には他の植物は生えず、虫たちの隠れ家もない状態でした。
そこで、より自然に近い状態にするにはどうすればいいか考えた末、チガヤを植え始めたのです!
植樹の最中、子どもたちからは終始楽しそうな声が挙がっていました☆虫に驚いたのか、ときおり悲鳴も…。
■9年前に植えたドングリ。どんな姿に?
グリーンウェイブ活動への参加は今年で4年目ですが、大阪ガスでは10数年前からすでに、小学生たちによる植樹を行ってきました。
こちらは、9年前に当時の小学生がドングリから植えたという木です☆
小さなドングリの苗が、こんなに立派な木に生長するんですね。木の大きな生命力を感じます(>▽<)
子どもたちに植樹体験の感想を聞いてみると、「木を植えて楽しかった!」「ミミズがたくさんいて、土が栄養たっぷりなんだなって分かりました」と、みんな満足そうな表情☆
たっぷりと自然に触れた子どもたちは、元気に手を振って帰っていきました♪
大阪ガスグループではこれからも、泉北の杜や、姫路製造所の緑地・ビオトープ(※)などを活用しながら、子どもたちに環境について学んでいただく機会をご提案していきます!
(※)ビオトープとは、「生きものが暮らす場所」を意味する言葉です。
姫路製造所のビオトープでは、姫路市近郊の農村風景をモデルに、ため池や里山を人工的に造成し、この場所で自然環境が育っていくことを目標としています。