今回の【大阪ガス硬式野球部 熱球道場】は、外野手を任されている皆さま必見!第4回目のテーマは「これであなたも名手の仲間入り!〜鉄壁守備を誇れる外野手になる!〜」です☆
捕れる!と思ったフライ球が頭を越されて、外野壁のない河川敷公園球場をひたすら走ってボールを捕りに行く…。ランナーを置いたときにゴロ性のヒット球が転がってきて、ランナーを刺そうと思ったのにうまく捕球できず冷たい視線を浴びてしまった…。
そんな悲しい目にあったこと、一度や二度じゃないのでは?そこで気をつけたいポイントを、大阪ガス硬式野球部の外野手、今塩屋雄二選手が解説します。
■ポイント1 「フライを捕るときのグラブは、顔の斜め上に構える」
目線の斜め上でボールを捉えるように額の延長線上にグラブを構えて、足は利き足を後ろに下げて捕ります。ボールと自分との距離感が図れ、打球に対して前進・後退などの対応ができます。足を前後に構えると前進・後退の動作へ入りやすくなります。
つい、やってしまいがちなのが、ボールを真上に見上げて、両足を真横に広げたまま立って捕球しようとする構えです。それだと打球が延びた場合頭を越してしまう原因となります。ほら、よく見かけるでしょう、頭を越した打球を無理やり捕ろうとして、そのままひっくり返ってしまう、なんて光景を。
■ポイント2 「ゴロはしっかり腰を落とす」
ゴロの打球に対しては、写真のように頭を上げたまましっかりと腰を落とし込んだ姿勢が大事です。
そうすることで、捕球したボールを次に投げる先へ視線が戻せます。次の動作へスムーズに移行できます。このとき、グラブは地面に垂直に構えることもポイントです。
■ポイント3 「捕球後、投げる方向へ体を向けてキャッチする」
走者がいる場合、試合状況に応じて投げる必要のある塁方向へ、あらかじめ体を向けてキャッチします。
そのときに、ポイント1や2の姿勢で捕球ができると、スムーズに送球動作へ入れます。投げるときは、必ず、投げる方向にグラブを突き出すことで、コントロールがつけられます。投げたい方向に対して正面に向いて投げると、遠投できず、またコンロトールも定まりません。
いかがでしたか?これで、鉄壁守備はお手のものかもしれませんね♪
最後に、7月18日(土)から始まる「第86回 都市対抗野球大会」本戦への抱負を聞きました♪
「入社3年目となりました。今年は毎試合スタメン出場を目指しています。今年の都市対抗本戦に貢献し、皆さまに知っていただけるようにがんばりたいと思います。守備はもちろんですが打撃にも自信があるので、打って、守って存在感が出せるよう活躍にご期待ください!」
これまでの熱球道場も絶賛公開中ですので、合わせてチェックしてくださいね♪
第1回「これであなたも名手の仲間入り!〜トンネルしない捕球法〜」はこちら
第2回「バックスクリーンへ打ち込みたい!〜会心のホームランを打つには〜」はこちら
第3回「ストライクをバンバン投げたい!〜コントロールがよくなるコツ〜」はこちら
なお、大阪ガス硬式野球部のホームページでは、選手紹介のほか、各大会への出場予定や結果を掲載しています!ぜひチェックしてみてくださいね♪
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