Daigasグループは、地球温暖化対策への社会的要請の一層の高まりを受け、2050年のカーボンニュートラル実現を目指します。また、実現までの取り組みを示すために「カーボンニュートラルビジョン」を策定しました。具体的には、これまでの天然ガス利用拡大に加えて、再生可能エネルギーや水素を利用したメタネーション(※1)などによる都市ガス原料の脱炭素化、および再生可能エネルギー導入を軸とした電源の脱炭素化に取り組みます。
カーボンニュートラル実現のための技術革新には、多くの時間や社会的コストがかかることから、それまでの確実なCO2排出削減が重要となります。そのため、2030年度のマイルストーンとして、3つの目標を設定します。
1.自社開発や保有に加えて、他社からの調達も含めて、国内外で500万kW(※2)の再生可能エネルギー電源の普及に貢献します。
2.当社の国内電力事業における再生可能エネルギー比率を50%程度(※3)にすることを目指します。
3.年間1,000万トン(※4)のCO2を削減し、社会に貢献することを目指します。
これからもDaigasグループは、今後もカーボンニュートラル実現に向けた技術・サービス開発を行い、気候変動をはじめとする社会課題の解決に努め、暮らしとビジネスの“さらなる進化”のお役に立つ企業グループを目指してまいります。
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※1:水素とCO2から都市ガス原料の主成分であるメタンを合成する技術
※2:再エネには、太陽光、風力、バイオマスなどの固定価格買取(FIT)制度の適用電源を含む
※3:再生可能エネルギーには、太陽光、風力、バイオマスなどの固定価格買取(FIT)制度の適用電源を含む
※4:現在弊社グループおよびお客さま先におけるCO2排出量(3,300万トン/年)の3分の1に相当