「昔の暮らし」から「未来」を考える

「昔の暮らし」から「未来」を考える

「昔はよかったなぁ」――誰しも一度は聞いたことがありそうなこのセリフ。
昔のよさとは何? と考えてみたら、多くの気付きがあります。

今回ご紹介するのは、エネルギー・文化研究所が発行した情報誌「CEL」112号です。テーマは「昔の暮らし力」。
発行前に新聞のコラムで本誌をご紹介したところ、多くの問い合わせをいただきました☆

「昔の暮らし」って、その時々の時代を生き抜くための知恵に溢れているんですね。


■327年続く老舗の和菓子屋さんが語る「商売の秘訣」

「昔の暮らし」から「未来」を考える

京都の定番のお菓子に「八ッ橋」がありますね!
1つ目の特集では、327年続く老舗「聖護院八ッ橋総本店」さまで、専務取締役の鈴鹿可奈子さんにお話を伺いました。

「新商品開発の際、社長は必ず『この商品は最低100年は続きますか』と問いかけます」と鈴鹿さん。これは流れゆく時代の中で、お客さまが普遍的においしいと思うものを本当につくっているか…ということを再確認するためだそうです。

「昔の暮らし」から「未来」を考える

続けるためには、時に「変える」ことも必要です。
「変えるもの」「変えないもの」の区別をしっかりしながらも、新しいお客さまという切り口に対し「nikiniki(ニキニキ)」という新ブランドを展開している聖護院八ッ橋総本店さま。
若き後継者、鈴鹿さんは「私が好きだから食べてみて!」と言えるものだけを形にするという――、その伝承の秘訣と、2011年に立ち上げたこの新ブランドについて存分に語っていただきました!


■見て、聞いて、触って楽しむ、住まいと暮らしの博物館

「昔の暮らし」から「未来」を考える

2つ目にご紹介するのは、ここ「大坂町三丁目」。
地下鉄谷町線「天神橋筋六丁目駅」のすぐに近くにある博物館「大阪くらしの今昔館」内に広がる架空の町です(゜▽゜)
外観はビル、けれど一歩踏み込むと、そこは1830年代前半の世界。まるでタイムスリップしてしまったような感覚になります。

珍しいのは、そこにあるすべてのものに触れられること。
博物館といえばガラスケースに入った展示物をよく見かけますが、ここには隔てるものがなにもありません。

町並みを作るにあたっては、桂離宮の修理にも携わった数寄屋大工さんに依頼し、徹底的に「昔のまま」にこだわりました!

活気ある町づくりの一助となっているのは、ボランティアの「町家衆」の皆さま。展示物の解説や、昔の暮らしについてのお話、手作りおもちゃの遊び方などをお客さまに伝えることで、生きた町並みがよみがえってくるのです(^^)
「昔のよさを見直すことで、これからを考える重要な視点が生まれます」と語るのは館長の谷さん。一度、江戸時代の町の住民になってみませんか♪


■「倹約」とは何か

「昔の暮らし」から「未来」を考える

次は、江戸時代の思想家・教育者である石田梅岩と、その教え「石門心学」をご紹介。
彼の思想の1つに「倹約」があります。

倹約はケチとは違います。どう違うと思いますか?
梅岩は、ねずみに与えるために米のとぎ汁をとっておいたり、茶殻をおひたしにして食べたりしていたといいます。これは倹約? それともケチ?

梅岩によれば、倹約すれば余ったものが天下に流通し、餓死する者も減り、民も豊かになる。――要するに梅岩のいう倹約は、多くの人のことを考えて行動することなのです。


情報誌「CEL」112号から“老舗”“昔の町並み”そして“心学”など「昔のくらし力」に触れてみました。
それぞれの詳しい内容は、下記ページからデジタルブックでも読めますよ♪

「情報誌CEL 112号」はこちら

おかげさまで30周年!
「エネルギー・文化研究所」のWEBサイトはこちら
(※各URLは外部サイトへ移動します)

2016年3月16日(水)

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