皆さまは、画像に描かれているマークをご存知でしょうか?実は、(1),(2),(3)のマークには共通する要素があります。
このマークの正体は…(1)〜(3)、すべて大阪ガスの社章です!
(1)は1897年(明治30年)大阪ガス設立当初の社章で、「瓦斯(ガス)」の「瓦」の字を図案化したもの。(2)は1905年(明治38年)から使用されていた社章で、マンホールや株券などに使用されていました。現在の社章は(3)のハートのような形のマークです。
(3)のマークはご存知の方も多いのではないでしょうか。実はこのマーク、誕生した際は社章ではなく別の目的を持ったマークでした。
このマークは1958年(昭和33年)に、大阪ガスに統一したイメージを持っていただくために公募によって選ばれたマーク(ペットマーク)で、2万点を超える応募作品の中から岩手県盛岡市の女性の作品が選ばれました。そして、長い年月を経て皆さまに親しまれたのち、創業80周年を迎えた1985年(昭和60年)にペットマークから社章となりました。
ちなみに、カンパニーカラーにも歴史があります。1962年(昭和37年)にクリーム・赤・青の3色の組み合わせによって構成されたカンパニーカラーが設定されましたが、創業80周年の折に社章とともにカンパニーカラーも一新。OGホワイト・OGスカイブルー・OGマリンブルーの3色が設定され、社章にはこの中の「OGマリンブルー」が使用されるようになりました。
ローマ字のOとG(g)を組み合わせて構成された大阪ガスの現在の社章。ご自宅のガス機器近辺や街中で見かけた際は、今回ご紹介したエピソードを思い返していただけると嬉しいです♪