12月7日(火)Daigasグループの大阪ガスが主催する「第28回OMS戯曲賞」の選考会が行われ、応募総数45篇の中から2作品の受賞が決定しました!
●大賞:『花を摘む人』山本彩(未上演作)
●佳作:『その桃は血の味がする』山村菜月(未上演作)
◆「OMS戯曲賞」とは?
「OMS戯曲賞」は、次代を担う劇作家の発掘と、中堅劇作家に活躍の場を提供することを目的に1994年に創設されました。
例年、応募対象は新作書き下ろしかつ前年度に上演された作品としていますが、第28回はコロナ禍のため未上演となった作品も対象としています。今回の授賞式・公開選評会の様子はライブ配信も行われ、多くの方々にご視聴いただきました。
◆2作品とも初応募・未上演での受賞
今回の大賞・佳作の受賞者である山本さんと山村さんは、ともにOMS戯曲賞は初応募での受賞。特に、山村さんは過去受賞者の中で最年少の21歳での受賞です。また今回は、両作品とも未上演作が受賞する結果となりました。
公開選評会では、選考委員の佐藤信、鈴木裕美、佃典彦、土田英生、樋口ミユの5氏による最終選考の7作品について講評が行われ、ひときわ鮮やかな情景で描かれた山本さんの作品が秀でていたことが伝えられました。両作品の今後の上演が、大いに期待されています。
Daigasグループは、これからも関西の演劇文化の振興、地域社会の活性化と発展に貢献してまいります。
※受賞作品、選評、選考経過を収録した冊子は、2022年3月に発行予定です。
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