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都市ガスのカーボンニュートラル化に向けた試験設備の建設を開始

都市ガスのカーボンニュートラル化に向けた試験設備の建設を開始

INPEXさまと大阪ガスは、この度、世界最大級となる家庭用1万戸分に相当する400Nm3/hの合成メタン(e-methane)を製造する試験設備の建設を開始しました。
2021年より、INPEXさまが国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から採択された助成事業のもと、大阪ガスも共同で都市ガスのカーボンニュートラル化に向けたCO2-メタネーションシステムの実用化を目指した技術開発事業に取り組んでいます。

試験設備は、メタネーション、原料供給、ユーティリティーの設備などで構成され、INPEX長岡鉱場(新潟県長岡市)越路原プラントに接続される予定です。本事業では、INPEX長岡鉱場内から回収した二酸化炭素を用いe-methane(e-メタン)を製造する実証実験を2025年度から実施。また、実証事業で製造したe-メタンはINPEXさまの都市ガスパイプラインへ注入し、需要家に届けられる予定です。

大阪ガスは、省エネルギーでe-メタンを製造できる触媒技術やスケールアップに関するノウハウを活用し、CO2-メタネーション設備の設計とプロセスの最適化を進めています。

本事業を通じて、INPEXさまと大阪ガスは、CO2-メタネーションによる都市ガスのカーボンニュートラル化の早期社会実装に向けて取り組んでまいります。

プレスリリースはこちら

2023年6月22日(木)

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