大阪ガスとイオンアグリ創造さまは、大阪ガスが開発した農作物の収穫量を高精度に予測する新手法を用い、イオンアグリ創造さまの千葉県と島根県のイチゴ農場において実証実験を開始しました。
大阪ガスでは、2008年から独自手法による気象予測を開始。気象に関する知見の蓄積に加えて、AI技術の開発と活用を進めています。大阪ガスが開発した新手法は、日射量・二酸化炭素(CO2)濃度・湿度などから光合成量を算出する「光合成モデル」と、光合成量・樹齢などから収穫量を予測する「AIモデル」を組み合わせたものです。
今後、2023年6月頃まで、千葉県の柏農場と島根県の安来農場における、翌日から10日先までのイチゴの収穫量を予測し、予測結果を参考にした収穫と出荷を実施。将来的には、トマトなど他の農作物の収穫量予測に展開することも目標に。
本手法が実用化されることで、各種の農作物出荷量の最適化や流通の安定性、フードロスの削減や効率的な作業人員の配置が実現します。
大阪ガスとイオンアグリ創造さまは、農作物の収穫量を高精度に予測することで、農業の高度化に貢献してまいります。
プレスリリースはこちら