阪神大震災の発生した日である1月17日に、大阪ガスと大阪大学で “ アカデミクッキング ”(※)Vol.65を開催しました。今回のテーマは『地震はなぜ起こる? 〜1月17日に、今年も忘れずにおきたいこと』。大阪大学の廣野哲朗准教授から、地震発生のメカニズムや関西の活断層リスク、そしてこれから発生を控えている東海・東南海・南海地震について解説していただきました。
料理実習では「いざという時に、非常食の消費期限が大幅に過ぎていた!」とならないよう、定期的に非常食を消費し、買い足し、 常に家庭に新しい非常食を備蓄しておく “ ローリングストック法 ” を推奨。非常食を使った、プラスひと手間でおいしいアレンジクッキングを行いました☆ 今日は、実習で作ったメニューをひとつご紹介します♪
〜『切干大根とワカメの和え物』〜
●ビニール袋に、はさみで3cmに切った切干大根(一袋)とカットワカメ(6g)を入れ、水を加えてもどします。(約30分)→ ●プチトマト(10個くらい)は4等分に切ります→ ●30分たったら、切干大根とわかめの水気をしぼりトマトを加えます→●しょうゆ(大さじ1)、砂糖(小さじ1.5)、酢(小さじ1.5)、ごま油(大さじ1)を混ぜたタレで和えて完成☆
参加者からは「ストックしている食品の見直しをきちんとしようと思った」、「防災意識が高まった」、「非常食は買い求めるばかりでなく、乾物を使えば良いのだと感心した」「宇宙と地震の話に興味深く聞かせていただきました」などの感想が☆
普段の生活の中で、地震への備えとして “ 家具の固定 ” や “ ライフラインの確保 ” 、そして “ ローリングストック法 ” など、できることから取り組んでいきたいですね!
これからも大阪ガスは、防災教育・環境教育・食育活動等を通じて、健やかな次世代の育成、地域社会への貢献に努めてまいります。
◆実習で作った「ローリングストック」メニュー
・サバ缶のつくねバーグ グリル野菜添え
・切干大根とワカメの和え物
・ツナととうもとこしの塩こうじごはん
・とろろ昆布のすまし汁
・抹茶のチーズケーキ カンパン入り
(※)大阪ガスと大阪大学21世紀懐徳堂は、「専門分野の講義」とそれにちなんだ「料理実習・試食」を通して実践的に教養を深める新しいタイプの講座 “ アカデミクッキング ” を開催しています。