大阪府高石市の大阪ガス泉北製造所内にある「ガス科学館」は、「地球環境の保全とエネルギーの有効利用」をテーマに、地球環境問題や天然ガスについて楽しく学べる施設です。
最近、工場見学が流行っていますが、大阪ガスでも無料で製造所の見学ができるんですよ!
今回は、ここで毎月第2・4土曜日に開催されている「ファミリー見学会」に参加してきました!この日、参加してくださったのは、10組のご家族の皆さま(^^)
見学会は、映画「輝け!ロボットコンテスト」の鑑賞からスタート☆
3体のロボットが登場し、「天然ガスってどこにあるの?」「私たちが家庭で使っている都市ガスは、どんなふうにつくられているの?」といった情報を調べて、報告し合います。
次は「都市ガス工場見学」。クリーンエネルギーの天然ガスで走るバスに乗り込み、京セラドーム大阪約22個分もの広さがある泉北製造所へ!
海外で冷却、液化され、タンカーで運ばれてくる約-160℃のLNG(液化天然ガス)を貯蔵するタンクを間近に見ました☆
液化することによって、天然ガスの体積は約600分の1まで小さくなります。
小さくすることで、一度に大量のガスを運ぶことが可能になるというわけですね♪
泉北製造所では、LNGを天然ガスに戻す際に発生する冷熱を利用して、液体窒素やドライアイスを製造するという事業も行っています。
施設に戻ると展示館の見学です(・v・)ユニークな展示物に触れながら、気体の特性や燃焼のしくみについて学べます♪
なかでも盛り上がったのは、-196℃の液体窒素を使った実験を披露する「実験ステーション」です!
泉北製造所でつくられた液体窒素ですね☆
アテンダントの前には、ビーカーに入った-196℃の液体窒素が用意されています。
「液体窒素に風船を入れると、どうなると思いますか?」アテンダントの問いかけに、会場の子どもたちからは「割れる!」という声が。
アテンダントがトングで風船をつかみ、液体窒素の入ったビーカーに近づけると、耳をふさいでしまう子も…!(><)
ですが…なんと、液体窒素につけた風船はみるみるうちに小さくなってしまいましたが、割れることはありませんでした!
これは、風船の中の空気が冷やされ、小さくなったから(・v・)ビーカーから出すと、風船は元の大きさに☆
そして、参加者の皆さまがとても興味深くご覧になっていた展示は、世界初のデジタル地球儀「触れる地球」。
リアルタイムの雲の動きや、地球温暖化のシミュレーション、渡り鳥たちの貴重な追尾情報など、地球が生きている様子を見ることができます。
温暖化の様子を見る場面では、地球が真っ赤になってしまう様子を目の当たりにし、環境保全の重要性を再確認しました。
このように、ファミリー見学会ではさまざまな展示を通して、クリーンなエネルギーである天然ガスの性質や、都市ガスができるまでの仕組み、そして、限りあるエネルギー資源を守ることの大切さを知ることができます。
参加された方々からも「全部おもしろかった!」「展示のバラエティーがすごい」「環境問題の大切さを子どもたちに伝えるいい機会ですね」とのお声をいただきました♪
自由研究などの宿題もある夏休みに、楽しく学んでみませんか?
ファミリー見学会は、祝日・年末年始・設備点検日を除く第2・4土曜日に実施中(※)。
午前10時〜12時、午後1時30分〜3時30分の、1日2回開催です。
【参加費無料・完全予約制】
※イベントなどにより見学会ができない日もありますので、ご了承ください。
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