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プレスリリース

当社工事区域における路面陥没発生のご報告と工事の再開について

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2011年10月5日
大阪ガス株式会社

 大阪ガス株式会社(社長:尾崎 裕)は、姫路岡山間の高圧ガス導管敷設のため岡山県備前市木谷地区の国道2号においてシールド工事を行っておりましたが、平成23年5月17日に施工した地点付近にて、同年6月21日に路面陥没が発生したため、工事を中断し、原因の調査等を行ってきました。その結果、当社のシールド工事が陥没の原因であることが判ったことを受け、再発防止を十分に講じ、そのうえで工事を再開することについて許可をいただきましたので、今般シールド工事を再開させていただきます。
 
 当社は調査会を設置し、国土交通省中国地方整備局岡山国道事務所や外部有識者のご意見をいただきながら、今回の路面陥没の原因の究明を行ってきました。その結果、路面陥没箇所はシールドの直上であること、シールド直上の別の箇所にも空洞部が出来ていたこと、路面陥没箇所付近におけるシールドマシンによる土砂取り込み量が過剰であった可能性が高いことの3点が判明いたしました。これらの事実を踏まえて8月17日の調査会で検討した結果、路面陥没については弊社シールド工事が原因であると推定されるに至りました。
 これを受けて当社は、国道事務所のご意見もいただきながら、シールド縦断線形の見直し、万が一の土砂を含む水の噴出に備えたマシンの改造、排土量管理の精度向上、路面監視の強化等の再発防止対策を盛り込んだ道路占用許可申請書(変更)を9月28日に提出しました。今般、9月30日、道路管理者である中国地方整備局長より変更計画の承認に基づく工事の許可をいただき、近日中に施工を再開させていただくこととなりました。
 
 近隣ならびに関係者の皆さまに多大なご迷惑・ご心配をお掛けしましたことを改めて深くお詫び申し上げます。今後は再発の防止に努め、安全に工事を行ってまいりますので、何卒ご理解ならびにご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
 
以上
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  別紙  
(1) 路面陥没の事象
  路面陥没の事象
   
(2) 陥没後の対応
 
1. 陥没箇所の仮復旧
  国土交通省岡山国道事務所にて、即日、陥没箇所の仮復旧を完了
2. 空洞調査の実施
  路面陥没がシールド工事の影響による可能性があるため、国土交通省岡山国道事務所と調整の上、シールド掘進済区間を空洞探査車にて調査実施(6月26日)
 
陥没箇所より約20m東にて空洞を発見(規模3.5m×3.9m 深さ約1.1m)
大阪ガスにて仮復旧済み
3. 路面陥没原因究明のための調査
  国土交通省岡山国道事務所と調整の上、陥没原因究明のため、以下の調査を実施
 
現地調査
  陥没現場および周辺の地盤特性把握のための土質調査
旧地形の確認
  古地図確認、ヒアリング等による旧地形の確認
シールド掘進状況の確認
  掘進記録、排土量等のシールド掘進データの分析
4. シールド工事の中断
  陥没原因が不明のため、以下の3シールド工事を中断
 
当該シールド
隣接工区で国道2号を施工中であったシールド
同一行政区内(備前市)で施工中であったシールド  
(同一行政区内のシールドは調査会の結果を受けて、道路管理者である岡山県民局へ報告し、9月12日より工事を再開)
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(3) 路面陥没の原因
 
1. 陥没が起こった箇所は2つの河川に挟まれた谷底平野であり、河川氾濫で形成された岩盤の直上に緩い砂礫が存在する特殊な地盤であった。
2. シールド工事実施時に岩盤と砂礫の境界部を掘進した際に、水とともに過剰に土砂を排出し、地盤を緩めた。
3. 従来の排土量の管理方法では正確な排土量が把握できず、結果的に過剰に土砂を排出した。
4. 地盤の緩みによりシールド直上の玉石層へ細粒土砂の流入および地盤上部の地下水流動層への細粒土砂の流入を誘発した。
   
  以上の4つの事象が複合的に作用して路面陥没に至ったものと考えられる。
  4つの事象が複合的に作用して路面陥没に至ったものと考えられる。
   
(4) 今後の対策
 
1. 岩盤と砂礫の境界部を避け、岩盤部を掘進するようにシールド線形を下方に変更する。
  (変更例)
  変更例
2. 重量管理に加えて体積管理を行うことで排土量管理を強化する。
3. どうしても岩盤と砂礫の境界部を掘進せざるを得ない場合に備えて、予めにシールドマシンの改造を行い、岩盤と砂礫層の境界部に遭遇した際には水と土砂が噴出する現象を極力抑える施工を実施。
  水と土砂が噴出する現象を極力抑える施工
4. 路面監視を強化する。
  路面監視を強化
 
以上

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