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2025年11月4日
			大阪ガス株式会社
大阪ガス株式会社(代表取締役社長:藤原 正隆、以下「大阪ガス」)と、世界的な再生可能エネルギー(以下「再エネ」)発電事業者であるSonnedix Power Holdings Limited(CEO:Axel Thiemann、以下「Sonnedix社」)が共同出資する発電所運営会社は、同社が保有・運営する大分県大分市における太陽光発電所※1(以下「本発電所」)において、再エネ併設型としては国内最大規模となる蓄電池(以下「本蓄電池」)を設置すること(以下「本事業」)を決定しました。
近年、再エネの導入拡大に伴い、特に日中に稼働する太陽光発電を中心とした再エネ電源に対する出力制御が増加しています。再エネ併設型蓄電池は、従来出力制御によって供給されなかった日中の太陽光発電電力等を充電し、夕方・夜間等の時間帯に放電することで、再エネ電力を最大限に活用するものです。また天候等が原因となって生じる太陽光発電出力の変動を蓄電池によって抑制できるため、電力系統の安定化に寄与します。
   本事業は、本発電所(発電容量約39MW)の敷地内に、定格出力約30MW、定格容量約125MWhの蓄電池を設置するもので、再エネ併設型蓄電池事業においては国内最大規模となります。
    設置工事は東芝エネルギーシステムズ株式会社が実施し、竣工後の蓄電池遠隔制御を大阪ガスが実施します。また、本発電所はFIT制度※2からFIP制度※3へ移行予定であり、本発電所および本蓄電池において発電・放電された電力の全量を大阪ガスが引き取る予定です。
Daigasグループは、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを進めており、蓄電池事業においては、系統用および再エネ併設型を合わせて2030年度までに蓄電池運用規模 1,000MW※4を目指しています。蓄電池事業の拡大を通じて、再エネのさらなる普及拡大と電力系統の安定化に貢献するとともに、社会課題である脱炭素社会の実現に取り組んでまいります。
| ※1: | Sonnedix社が保有する国内3カ所の太陽光発電所への出資参画について(2022年10月25日発表) Webページはこちら  |  
| ※2: | 再エネ発電所から発電された電気を、国が定める価格で一定期間、電気事業者が買い取ることを義務付ける制度。 | 
| ※3: | FIT制度と異なり、再エネ発電事業者が卸市場などで売電したとき、その売電価格に対して一定のプレミアム(補助額)が交付される制度。 | 
| ※4: | 意思決定済みの案件を含む。 | 

以上
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