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プレスリリース

公益財団法人大阪ガス国際交流財団は、2014年度の事業としてインドネシア・マレーシア・東ティモールで教育助成を行いました

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2015年3月30日
大阪ガス株式会社

 公益財団法人大阪ガス国際交流財団(理事長:酒井孝志 大阪ガス株式会社 顧問)は、2014年度の事業として、インドネシア・マレーシア・東ティモールで教育助成を行いました。本年度の助成総額は約2,370万円で、1992年の財団設立以来、本年度を含めた23年間の助成金の累計は約4億3,000万円となりました。
 
 当社は天然ガス産出国である南東アジアなどの地域との相互理解を深めるため、1992年に財団法人大阪ガス国際交流財団を設立し、教育関連の助成事業を毎年行ってきました。同財団は内閣府の移行認定を受け、2010年10月より公益財団法人として活動をしています。
 
 2014年度については、インドネシアにおいて、学校への教育機材助成、学生335名への奨学金支給、試験研究助成、研修助成など合計1,492万円の助成を行いました。このうち試験研究助成は、インドネシア大学・バンドン工科大学・ボゴール農業大学を対象に、エネルギー・環境分野の研究テーマに対して行いました。研修助成は、昨年に引き続き、インドネシア大学大学院生2名に対する46日間の日本語短期留学研修*1や、テルブカ大学の教材制作スタッフ7名へのメディア教材の開発研修を行いました。
 マレーシアにおいては、昨年に引き続き、サラワク州遠隔地校への教育機材の助成、サラワク大学への試験研究助成、学生12名への奨学金支給など合計481万円の助成を行いました。
 また、開始2年目となる東ティモールへの助成については、東ティモール大学の学生20名へ奨学金を合計122万円支給した他、東ティモール大学の教員2名に対する日本での短期研修を行いました。当事業は、日本・東ティモール外交関係樹立10周年記念平和年事業*2「2012年 日本・東ティモール友情と平和の年」に認定され、継続しているものです。
 
 今後も南東アジアなどの地域における教育関連の助成を通じて、国際交流の促進を目指して活動していきます。
 
  *1 独立行政法人 国際交流基金が実施する大学生日本語研修プログラム
  *2 2012年に日本及び東ティモールの外務省が外交関係樹立10周年を記念して実施した事業
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(1) 奨学金支給の贈呈式
  (インドネシア・ボンタン地域の高校生)
 
(2) 日本語研修オフ日のデリパ見学
  (インドネシア・インドネシア大学院生他)
奨学金支給の贈呈式(インドネシア・ボンタン地域の高校生)    日本語研修オフ日のデリパ見学(インドネシア・インドネシア大学院生他) 
     
(3) 奨学金支給の贈呈式
  (マレーシア・サラワク大学)
 
(4) 教育機材の贈呈式
  (マレーシア・教育省)
奨学金支給の贈呈式(マレーシア・サラワク大学)    教育機材の贈呈式(マレーシア・教育省) 
     
(5) 大学教員の日本短期研修
  (東ティモール・東ティモール大学)
 
(6) 奨学金支給の贈呈式     
  (東ティモール・東ティモール大学)
大学教員の日本短期研修(東ティモール・東ティモール大学)    奨学金支給の贈呈式(東ティモール・東ティモール大学) 
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  別紙  
 
(I)2014年度の事業の内容 <総額 約2,371万円>
 
  1. インドネシアへの助成内容 <約1,492万円>
     
   
1) 教育機材助成 <約324万円>
 
(1) ボンタン地区小学校、中学校、高校、大学へのスポーツ用具、音楽用具、コンピュータ及び情報機器等の助成
(2) テルブカ大学への教育機材助成を通じた遠隔地教育の支援
     
2) 奨学金支給 <約439万円・計335名>
 
(1)ボンタン地区 高校生、大学生   145名
(2)ロスマウエ地区 高校生   100名
(3)ムラワルマン大学 大学生   60名
(4)シャクアラ大学 大学生   30名
     
3) 試験研究助成 <約452万円・計9件>
 
(1)インドネシア大学   3件
(2)バンドン工科大学   3件
(3)ボゴール農業大学   5件
     
4) 研修助成 <約277万円・計9名>
 
(1) 日本語短期留学研修(インドネシア大学 大学院生2名)
(2) マルチメディア制作研修(テルブカ大学 教職員7名)
     
  2. マレーシアへの助成内容 <約481万円>
     
   
1) 教育機材助成 <約51万円>
  サラワク州遠隔地校40校に対する学習用コンピュータ、図書類の助成
     
2) 奨学金支給 <約288万円>
  サラワク大学 大学生 12名  
     
3) 試験研究助成 <約142万円>
  サラワク大学 10件  
     
  3. 東ティモールへの助成内容 <約398万円>
     
   
1) 奨学金支給 <約122万円>
  東ティモール大学 大学生 20名  
     
2) 研修助成 <約276万円>
  東ティモール大学の教員2名に対する日本での短期研修  
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(II)公益財団法人大阪ガス国際交流財団の概要
 
  公益財団法人大阪ガス国際交流財団は、当社が基本財産を全額出捐して1992年に設立し、南東アジア地域などの天然ガス産出国において教育関連の助成事業を毎年行っています。本年度を含めた23年間での助成総額は約4億3,000万円となり、地域に密着した活動に対し、関係者の方々から高い評価を頂いています。
   
 
1. 設立 1992年9月16日
2010年10月1日 公益財団法人へ移行
     
2. 基本財産 8億8,740万円 (大阪ガス株式会社出捐)
     
3. 目的及び事業  
  南東アジア及び大洋州地域の天然ガス産出国において教育・学術・科学技術分野の助成を行い、わが国との国際相互理解を深め、国際親善に寄与する。
 
(1) 小学校・中学校・高校・大学等を対象とする教育機材の助成
(2) 生徒・学生を対象とする奨学金の支給
(3) 学術・科学技術分野の試験研究に対する助成
(4) 学生、教師、技術者及び研究者の研修に関する助成
     
4. 1992年度から2014年度(23年間)累計実績見込み 約4億3,000 万円
 
(1) 教育機材の助成(延べ514校) 約1億3,300万円
(2) 試験研究の助成(4大学他 延べ301件の研究テーマ) 約1億1,100万円
(3) 奨学金の支給(延べ7,727名) 約1億2,700万円
(4) 研修の助成 約4,200万円
(5) その他の助成 約1,700万円
   

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