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生活情報

洗濯物を干す場所の調査と“お風呂干し”のススメ~浴室乾燥暖房機カワックによる洗濯物の細菌・臭気抑制効果~

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2011年6月
大阪ガス株式会社

NO.11-02
 
 近畿地方も梅雨入りし、洗濯物の乾燥が気になる季節となりました。雨予報の日は、洗濯物をどこに干すか悩むところです。
 大阪ガスが2010年に実施した「衣類乾燥に関するwebアンケート調査」によると、天候などに関係なく、部屋で洗濯物を干す(以下、部屋干し)ことがある人が約60%いることや、夜に洗濯をする人は部屋干しの比率が高いことがわかりました。また、晴れていても部屋干しをする人が全体の約4分の1を占める一方、乾き具合や臭いなど仕上がりに関する不満点も多くあがっています。
 当社は、2004年に、浴室乾燥暖房機「カワック」(以下、カワック)の乾燥運転による細菌の抑制効果を実証しました。これからの雨や曇りの多い季節、カワックを使って浴室で洗濯物を乾かす“お風呂干し”は、いかがでしょうか。
 
 当社の調査・実証実験内容は、以下のとおりです。
 
1.洗濯物を干す場所の調査(部屋干しの比率)
「衣類乾燥に関するWEBアンケート調査(n=624)」より
 晴れの日には、全体の87%が屋外で洗濯物を干す一方で、晴れていても室内で洗濯物を干す人が全体の4分の1を占めます。また、雨の日以外の花粉の多い日などには、屋外で干す割合が、晴れの日と比べて下がっています。
 
【グラフ1】天候別 洗濯物を干す場所・機器(複数回答可)
【グラフ1】天候別 洗濯物を干す場所・機器(複数回答可)
 部屋干しをする理由には、(1)花粉や黄砂、汚れがつくから(2)外出するから(3)風が強いから(4)夜洗濯するから(5)他人の目に触れるものが嫌なものがあるから、などがあがります(グラフ2)。また、夜に洗濯をする人の理由には、「好きな時に干せて、取り込める」ことが上位にあがっています。しかし、洗濯物を部屋に干すと、(1)時間がかかる(2)部屋の邪魔になる・見栄えを損なう(3)しっかり乾かない(4)たくさん乾かせない(5)洗濯物の嫌なにおいがするなど、仕上がりに対する不満の声がでています(グラフ3)。
 
【グラフ2】晴れの日に部屋干しをする理由
【グラフ2】なぜ、晴れても部屋干しをするのか?
 
【グラフ3】部屋干しの不満点
【グラフ3】部屋干しの不満点
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2.カワックの温風乾燥運転による細菌の抑制効果
 
 カワックを温風乾燥運転した場合、洗濯物の臭いの元となる細菌の繁殖を抑える効果があることを実証しました。また、花粉などの付着については、屋外で干したときの約10分の1に抑えられることがわかりました(グラフ6)。
 
(1) 洗濯物の乾燥前後に付着している細菌数の比較をすると、晴天時の天日干し、カワックの順に、細菌の繁殖抑制効果が見られました。しかし、室内干しや曇天時の天日干しは、乾燥が不十分であることから細菌が繁殖する傾向にありました。曇天や雨天時には、カワックの利用が効果的です。
 
【グラフ4】洗濯物の乾燥前後に付着している細菌数の比較
【グラフ4】洗濯物の乾燥前後に付着している細菌数の比較
※通常洗濯物に付着している約5倍の細菌数の濃度で評価した結果
 
(2) カワックを利用した場合、洗濯物の臭気濃度が室内干しの場合の約70の1に抑制されました。
 
【グラフ5】臭気濃度についての比較
【グラフ5】臭気濃度についての比較








(※臭気濃度は臭気指数より算定 
  カワック:14.3 
  室内干し:32.8)
 
(3) 花粉が飛散する時季に、洗濯物へ付着する花粉の量は、カワックが天日干しの約10分の1以下に抑制できることがわかりました。
 
【グラフ6】洗濯物の乾燥後に付着している花粉数の比較
【グラフ6】洗濯物の乾燥後に付着している花粉数の比較
(屋外の花粉飛散状況:88個 /cm2・日)
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試験方法>
     
  (1) カワックの温風乾燥運転による洗濯物の細菌繁殖と臭気の抑制試験
    実際の室内干しタオルに存在する細菌を4種類分離し、試験に用意10リットルの滅菌水に培養した細菌を混ぜ、タオルを浸し、試験用タオルとして使用。
このタオルを洗濯・脱水後にカワックによる乾燥、室内干し、晴天時と曇天時の天日干しを行い、乾燥後それぞれのタオルに付着した細菌数を比較評価。
臭気試験は、カワックによる乾燥と室内干しを行ったタオルで6人のパネラーにより、臭い袋法にて臭気指数を比較。
花粉飛散時期のタオルへの花粉の付着量は、カワックによる乾燥と晴天時の 天日干しで比較。
     
   
・試験時期 2005年3月
・試験回数 20回
・乾燥条件 カワックの温風乾燥運転 2時間、天日干し 3時間
室内干し 18時間(湿度80%、30℃の環境試験室で実施)
・細菌数の計測 タオルを10cm角に切断して、滅菌水で細菌を溶出し、標準寒天培地で培養(30℃、2日間)後、細菌数を計測。
・臭気指数の測定 各条件で乾燥したタオルを10リットルバッグに入れて、無臭空気を10リットル注入し、30分間放置後のサンプルを評価。
・花粉の付着試験 タオルにワセリンを塗ったスライドグラスを付けて、天日干し、カワックによる乾燥を行った後に、染色して花粉数を計測。同時にワセリンを塗ったスライドグラスを屋外に平面に設置し、一日放置後、染色して実際の花粉飛散量を計測。
     
     実際の室内干しタオルから分離した4種類の細菌は、下記の表のような場所に生息し、衣類や人体等に付着する可能性が高いものです。
 特にBacillus thuringiensisが臭気を発生しています
   
菌名   生息場所
Pseudomonas alcaligenes シュードモナス アルカリゲネス プールなどに生息
Pseudomonas pseudoalcaligenes シュードモナス シュードアルカリゲネス 川などに生息
Bacillus thuringiensis バシラス チューリンゲネス 土壌などに生息
Stenotrophomonas maltophilia ステノトロホモナス マルトフィリア 潅漑用水などに生息
     
  (2) カワックの温風乾燥運転による浴室のカビ、細菌の繁殖抑制試験
     浴室壁面の細菌数、カビ数については、入浴後にカワックを毎日運転するグループ 7名、週3回運転するグループ7名、換気扇を毎日運転するグループ14名のモニターの方に、浴室壁面のふき取り試験をしていただき、年間を通した比較評価を実施。
     
   
(1) 調査対象:社員宅の合計28件で試験実施
 
・試験時期: 2004年1月~3月、6月~8月、10月~12月
・測定箇所: 浴室の壁面
   
(2) ふき取り試験:浴室壁面を綿棒で10cm2ふき取りを実施
 
・カビ数の計測: ふき取り試験で採取したカビを、ポテトデキストロース寒天培地で培養(30℃、7日間)後、カビ数を計測。
   
(3) 細菌数の計測:ふき取り試験で採取した細菌を、標準寒天培地で培養(30℃、2日間)後、細菌数を計測。
 
以上

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