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生活情報

知って得する入浴法-夏編2-ミストサウナ入浴で「体を暑さに慣らそう」

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2010年8月

NO.10−02
 
 連日の猛暑で、熱中症による救急搬送数が増加しています。熱中症予防の原則※1には、「環境条件に応じた運動」「こまめな水分補給」「着衣(帽子)の調整」に加えて、「暑さに慣れる(暑熱順化)」があります。暑さに慣れると、発汗量がアップし、汗の蒸発により体温上昇を抑制。同時に、汗腺出口のナトリウム(以下、Naと記載)再吸収機能が高くなり、汗中Na濃度が低下しNaの体外流出を抑制することが知られています。
 
 大阪ガスは、「体を暑さに慣らす方法」として、夏場もミストサウナ入浴をお薦めします。
 
〔ミストサウナ入浴の継続実施の効果〕
 ミストサウナ入浴を継続実施することで、発汗量の増加と汗中Na濃度の低下が同時に生じ、体が暑さに慣れる(暑熱順化する)ことが、実験によりわかってきました。
 
下図は、ミストサウナ入浴を続けた人(ミストサウナ入浴群)と、そうでない人(通常入浴群)が、自転車こぎを行った時の発汗量・汗中Na濃度の比較実験結果です。
a)発汗量の変化 b)汗中Na濃度の変化
ミストサウナ入浴群では、発汗量が次第に増加し、汗中Na濃度は次第に減少しました(統計的有意差※ 2有り)。通常入浴群では有意差はありませんでした。
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【 実験方法 】※3
被験者
  中年男性20名(ミストサウナ入浴群10名、通常入浴群10名。平均年齢 41.3±7.93歳、身長173.3±5.95cm、体重79.2±7.36kg)。
   
実験条件
 
期間:約3ヶ月間の連浴(自宅で、2008年6月7日(土)〜2008年10月10日(金)の間に実施)
条件:ミストサウナ入浴:室温40℃、10分・通常入浴:湯温40℃、10分
実験にあたり被験者が生活上で注意したこと
 
1) 過激な(継続的な)運動しない(スキー、ジョギング等)運動を始めない(これまでにしていないのであれば)
2) 食事はこれまでどおりにする(ただし10時以降の飲食はできるだけ避ける)
3) 温泉(スパ)・エステ・海外旅行は極力避ける
4) 屋外活動は避ける
   
計測実験
 
連浴開始前・1.5ヵ月後・連浴終了後の3回、室温約25℃,湿度約60%の室内に1時間滞在後、自転車こぎ(50W,15分間)を行い,発汗量(カプセル式発汗計で計測した最大発汗量)、汗中Na濃度等の計測を行った。
連浴実験中の注意点
 
1) 同一計測時刻
2) 飲酒・喫煙、運動は避ける(前日から実験開始まで)
3) 食事の量・時刻(おにぎり2個、実験開始2時間前までに)
4) 十分な睡眠を取る
 
※1   文部科学省 独立行政法人日本スポーツ振興センター発行:熱中症予防のため の啓発資料「熱中症を予防しよう」
http://naash.go.jp/anzen/anzen_school/anzenjouhou/taisaku/nettyuusyo//tabid/847/Default.aspx別ウィンドウが開きます
     
※2   統計的有意差とは、ある影響が偶然によって生じないことを統計的に示されたことを意味します。本研究では、有意性5%のレベルを使用しました。これは、その影響が単なる偶然により生ずる可能性が1/20であることを意味します。
     
※3   実験方法についての記載を省略しています。詳しくは、日本生気象学会誌(巻46号、3頁)をご参照ください。

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