商品化に向けた試作機評価

商品化に向けた試作機評価

燃料電池の商品化
(2000年~現在)

現在、市販されている燃料電池システム「エネファーム」「エネファームtypeS」も、開発初期段階より、NEXT21で実際に居住しながら省エネ性の検証、耐久性や負荷追随性などを評価しました。

固体高分子形燃料電池(PEFC)
世界初の居住実験(2000年度~)

固体高分子形燃料電池(PEFC)世界初の居住実験(2000年度~)

固体酸化物形燃料電池(SOFC)
国内初の居住実験(2005年度~)

固体酸化物形燃料電池(SOFC)国内初の居住実験(2005年度~)

PEFC:2009年より販売開始
SOFC:2012年より販売開始

PEFC:2009年より販売開始/SOFC:2012年より販売開始
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早すぎた
フラットコンロ試作

1993年の竣工当時にフラットな天板のコンロを試作しました。

開発コンセプト:コンロ天板がフラット。
上面に操作パネルを配置し、操作性向上。LEDで火力表示。

  居住者評価:掃除が楽で、見た目もよい。

居住者からは好評でした。
しかし、「汁受け皿のないコンロはダメ。吹きこぼしは必ずあるので、使い手が困る。」とその当時は商品化には至りませんでした。
その後、2001年にガラストップコンロとして商品化されました。

1993年試作/2001年商品化 概要はこちら

居住者評価による
キッチン商品開発

1993年の竣工当時に多くのキッチン関連商品を開発しました。

全自動炊飯器

開発コンセプト:システムキッチンの一部に収まり、米の備蓄、計量から炊飯・保温を自動化。

  居住者評価:便利だが、無洗米仕様なので、実家からもらった米は使えない。米櫃内が暖かく、品質保持も不安。

この結果、家庭用では商品化とならず、業務用で「自動点火ライスロボ」として商品化されました。

全自動炊飯器 1996年商品化
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居住者評価による
浴室商品開発

キッチンだけでなく、浴室関連の商品も開発しました。

リモコンシャワー

開発コンセプト:電磁バルブを内蔵し、シャワー先端のスイッチでON/OFFできる。シャワーのノズルも3種類の切替式(すべて電動)。

  居住者評価:手さぐりでもON/OFFできるので、大変便利。省エネにもなる。ヘッドが重く扱いづらい。電池が切れると使えない等の課題が出た。

結果、軽いメカ式バルブのシャワーヘッドが商品化されました。

リモコンシャワー
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