NEXT21について
NEXT21とは
「未来を試せる、
集合住宅NEXT21。」
NEXT21は1993年に建設された、大阪ガスの実験集合住宅。
ここでは大阪ガスの社員が実際に居住し、「環境」「エネルギー」「暮らし」の面から、さまざまな実験・検証を続けています。
これからの住まい・住まい方を、皆さまとご一緒に見つける場にしたいと考えています。
第6フェーズコンセプト
まちで集まって
住む意味を再定義する
~人・自然・地域のかかわりが生み出す、暮らしとエネルギーのリジェネラティブデザインへの挑戦〜
NEXT21は2025年度より第6フェーズを開始しました。近年では、スマートフォン・SNS等の浸透やコロナ禍の経験、世界的な脱炭素への動きなどにより、コミュニケーションの手段や個人の行動に関する価値観が変化してきました。また、都心部の住宅購入層は共働きが多くなっており、家事と両立させるための利便性の確保や、生活の変化にともなう住み替えなど、住宅へのニーズや暮らしにおける優先事項も効率性を重視するように変化してきました。
NEXT21第6フェーズでは、暮らし全体が効率化重視となっている現在の都市居住において、人・自然・地域とのかかわりを改めて見つめ直すことにより、カーボンニュートラルと暮らしの豊かさ、個人化と地域のコミュニティ形成など、一見相反するものを両立させるための居住実験に取り組み、新たな意味を定義していきます。
居住実験の場
NEXT21では、5~10年先の居住環境や設備の提案のため、実際に社員家族が居住し、さまざまな検証をおこなってきました。
建設以来、〈住まい・住まい方実験〉〈エネルギー実験〉〈商品化に向けた試作機評価〉を3つの柱として、1994年から今日に至るまで居住実験を続けています。
建築システム
今後さらに多様化していくことが見込まれるライフスタイルに対応すべく、NEXT21では建設当初から、スケルトン・インフィル(SI)工法をはじめとした建築システムを採用してきました。これにより、外壁の移動や水回りの変更も含めた住戸の全面改修が可能となり、さまざまな実験ができるシステムとなっています。
建築システムについて