
「上鳥羽水素ステーション(仮称)」の設置について

2015年4月13日
2024年12月20日追記
京都市
大阪ガス株式会社
京都市内で初となる水素ステーションの設置が決定しましたので,下記のとおりお知らせします。
<2024年12月20日追記> 2025年3月31日をもって「上鳥羽水素ステーション」の営業を終了することになりましたので追記します。 |
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記 |
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1 |
設置に至る経過 |
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京都市では,国が進める水素社会の実現に向け,COP3開催都市,環境先進都市としての役割を果たすため,平成27年度から燃料電池自動車(以下「FCV」という)のカーシェアリングなどに取り組むこととしています。
しかしながら,FCVの普及には,こうした啓発事業と併せて水素ステーションの整備が不可欠です。
そこで京都市では,市内への水素ステーションの誘致を目指し,これまで関連事業者と鋭意協議を重ねてまいりました。
大阪ガス株式会社(社長:本荘 武宏,以下「大阪ガス」という)では,水素社会の実現に向けて,小型の水素製造装置「HYSERVE」※1の開発,水素ステーションの建設,家庭用燃料電池「エネファーム」の普及などに取り組んでおり,現在整備中の北大阪水素ステーション(マザーステーション)※2で製造した水素を活用したドーターステーション※3の設置を検討していました。
こうした中,大阪ガスは,京都市内で初となる水素ステーション「上鳥羽水素ステーション(仮称)」を建設することといたしました。 なお,建設に当たっては,経済産業省の「水素供給設備整備事業費補助金」の交付を受けることが決定しています。 |
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※1 |
大阪ガスが2003年から商品化を行っている都市ガス原料の小型水素製造装置。2013年には水素ステーション向け大容量モデルである「HYSERVE-300」を,2014年には同モデルLPG仕様である「HYSERVE-300P」を商品化。 |
※2 |
水素ステーションにて水素製造を行うオンサイト方式のステーションで,水素製造を行わず水素の受入を行うオフサイト方式のステーションに対して水素供給を行うステーションのこと。 |
※3 |
オンサイト方式のステーションで製造し,高圧容器に充填した水素を受け入れる,オフサイト方式のステーション。 |
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2 |
今後の取組 |
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京都市と大阪ガスは連携を図りながら,FCVのカーシェアリングや水素ステーションの整備・運営に関する協議を進めてまいります。 |
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3 |
上鳥羽水素ステーション(仮称)の概要(現時点での予定) |
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事業者 |
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大阪ガス株式会社 |
○ |
設置場所 |
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京都府京都市南区上鳥羽北花名町14
(国道1号久世橋通交差点北東角) 【上鳥羽エコ・ステーションに併設】 |
○ |
水素供給方式 |
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移動式 (水素タンクなどの機器を備えたトレーラーにより水素を運搬し,FCVに充填する方式) |
○ |
充填能力 |
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100m3N/h |
○ |
充填圧力 |
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70MPa |
○ |
充填速度 |
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3分程度/台 |
○ |
開所時期 |
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平成27年度末頃 |
○ |
上鳥羽水素ステーション(仮称)イメージ図 |
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以上 |
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