2019年11月1日
大阪ガス株式会社
大阪ガス株式会社(社長:本荘武宏)は、発行金額を1,000億円程度とする公募形式によるハイブリッド社債(劣後特約付社債)(以下、本社債)の発行を決定しましたので、下記の通り、お知らせします。なお、当社は、本日、本社債の発行に関する訂正発行登録書を関東財務局長に提出しています。
記
1. 本社債発行の目的及び背景
Daigasグループは、2017年3月に、2030年度に向けた「長期経営ビジョンGoing Forward Beyond Borders」を策定しました。その中で、Daigasグループを支える3本の柱となる「国内エネルギー事業」「海外エネルギー事業」「ライフ&ビジネスソリューション(LBS)事業」について、それぞれの事業分野を成長させることで将来の不確実性の高まりに対応する、ポートフォリオ経営を実践していくことを掲げています。この度、2030年度に目指す姿を実現するために、財務健全性と成長投資の両立に資する資金調達手段として、本社債の発行を決定しました。
2. 本社債の特徴
本社債は、資本と負債の中間的な性質をもち、負債であることから株式の希薄化は発生しない一方、利息の任意繰延、超長期(60年)の償還期限、清算手続及び倒産手続における劣後性等、資本に類似した性質及び特徴を有しています。このため、当社では格付機関(株式会社格付投資情報センター及びS&Pグローバル・レーティング・ジャパン株式会社)より資金調達額の50%に対して資本性の認定を受けることを見込んでいます。
3. 今後のスケジュール
本社債については、みずほ証券株式会社、野村證券株式会社及び三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社を主幹事証券会社として起用し、需要状況や金利動向等を総合的に勘案した上で、2019年12月以降に発行金額等の条件を決定する予定であり、決定次第すみやかにお知らせします。
以上