大阪ガス株式会社(社長 : 本荘 武宏、以下「大阪ガス」)は、本日(米国現地時間6月28日)、Sabine Oil & Gas Corporation(サビン オイル&ガス社、以下「サビン社」)およびその子会社(※1)が米国テキサス州ハリソン郡・パノラ郡に保有するシェールガス生産開発事業(以下「本事業」)の権益のうち、35%を取得することなどを定めた権益売買契約を締結しました。これにより当社は、本事業の権益の約30%を取得することになります。 |
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本事業は、約450本の井戸から、LNG換算で約30万トン/年相当のガスを現在生産している案件です。加えて、大阪市の2倍強の約500km2という広大なエリアで更なる新規開発も進めていくことから、今後も長期にわたる安定した生産が見込まれています。 |
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また、本事業への参画を通じて、エネルギーの上流分野における事業遂行能力の向上を目指し、フリーポートLNG液化事業や電力事業を含めた、米国におけるエネルギー事業の更なる拡大を進めていきます。 |
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Daigasグループは、長期経営ビジョン「Going Forward Beyond Borders 2030」において、海外エネルギー事業を将来の成長分野として位置付けています。引き続き、海外の資源開発プロジェクトへの参画を積極的に進めるとともに、中下流事業も含めた海外エネルギーバリューチェーンの構築を図ってまいります。 |
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(※1) |
Sabine Oil & Gas Corporation(サビン オイル&ガス社)およびSabine East Texas Basin LLC(サビン イースト テキサス ベイスン社) |
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◇ |
本事業の概要 |
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○ |
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所在地 |
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米国テキサス州東部 |
○ |
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鉱区面積 |
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: |
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約500km2(大阪市の2倍強、甲子園球場の約13,000倍) |
○ |
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開発対象 |
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: |
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へインズビル層、コットンバレー層 |
○ |
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産出資源 |
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: |
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天然ガス、コンデンセート、天然ガス液(※2) |
○ |
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出資者 (出資比率) |
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: |
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サビン社(約55%)、大阪ガス(約30%)、その他権益者(約15%) |
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(※2) |
NGL(Natural Gas Liquids)の訳語。天然ガスから分離・回収した液体炭化水素で、常温・常圧では液体となるもの。 |
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権益売買契約の概要 |
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○ |
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売主 |
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: |
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サビン社およびその子会社 |
○ |
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買主 |
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: |
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OGイーストテキサス社(米国法人:大阪ガス100%出資) |
○ |
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売買対象 |
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: |
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へインズビル層、コットンバレー層権益 |
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◇ |
本事業の位置図 |
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米国エネルギー省資料を基に当社にて作成 |
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◇ |
写真 |
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掘削機 |
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水圧破砕現場 |
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◇ |
大阪ガスの概要 |
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○ |
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会社名 |
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: |
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大阪ガス株式会社 |
○ |
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所在地 |
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: |
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大阪市中央区平野町4丁目1番2号 |
○ |
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代表者 |
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: |
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本荘 武宏 |
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◇ |
サビン社の概要 |
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○ |
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会社名 |
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: |
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Sabine Oil & Gas Corporation |
○ |
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所在地 |
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: |
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米国テキサス州ヒューストン |
○ |
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代表者 |
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: |
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Doug Krenek(ダグ クレネック) |
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以上 |
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Daigasグループが持つ技術力やグローバルに展開する事業活動を、
Webサイトページ「ENTERPRISE FUTURE」で紹介しています。
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