2017年8月2日
大阪ガス株式会社
大阪ガス株式会社(社長:本荘 武宏)は、当社から委託を受けてガス内管工事(*1)(以下、ガス工事)の設計見積り、施工および集金業務を行っている いづきガス住宅設備株式会社(社長:居附正樹、以下、いづきガス住設)が、当社の定める約款(*2)に基づく正規の金額と異なる金額のガス工事の工事費(以下、ガス工事代金)をお客さまから受け取っていたことを確認しました。 お客さまや関係者の方々には、ご迷惑およびご心配をおかけすることになりましたことを深くお詫び申し上げます。 |
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当社では、ガス工事代金について、約款に見積単価の算定方法を規定し、それに基づき見積単価表を定め、事業所等に掲示しています。 工事会社は、当社との業務委託契約に基づき、当社が定めた見積単価を用いて見積りを行い、お客さまからガス工事代金を集金し、それを当社に入金します。 |
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今回、いづきガス住設が過去10年間で実施した8,715件のガス工事について、当社が保有する工事データといづきガス住設が保有する売上データを照合した結果、3,666件について、工事内容の水増し等を行い、正規の金額よりも過大なガス工事代金をお客さまから受け取っていたことを確認しました。過大なガス工事代金をいただいたお客さまには正規のガス工事代金との差額について、当社が責任をもってお支払いします。また、1,281件は適正であることを確認しています。残りの3,768件は上述の売上データなどが不十分なため、引き続き確認を進めます。 | |||||||||||||||
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当社は、お客さまのご相談窓口を設置し、お客さまからのお問い合わせに対応します。また、いづきガス住設がガス工事を行ったお客さまに対し、郵送・架電および訪問等により、今回の事案の概要についてご説明し、お詫び申し上げた上でそれぞれの工事内容に応じて、適正な金額に基づいたお支払い等の対応をさせていただきます。 | |||||||||||||||
なお、いづきガス住設に対しては、本日付で、新たなガス工事に関する業務の委託を停止しました。今後、全容が明らかになり次第、更なる処分を含む対応について検討します。 | |||||||||||||||
当社は、今回の事態を真摯に受け止め、直ちに全ての工事会社(227法人・285事業所)を対象とした調査に着手し、不適正なガス工事代金の受け取りの有無を確認します。 | |||||||||||||||
このような事態が発生し、お客さまや関係者の方々にご迷惑およびご心配をおかけすることになりましたことを重ねて深くお詫び申し上げます。 今後、調査を速やかに進めるとともに、調査の結果も踏まえ、再発防止策を立案し、徹底してまいります。 |
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お客さまのお問い合わせ先 | |||||||||||||||
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以上 |