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IRニュース

奈良県との包括的連携協定の締結について

2016年5月12日
大阪ガス株式会社

 大阪ガス株式会社(社長:本荘武宏)は、このたび、奈良県(知事:荒井正吾)と、奈良県内のエネルギー政策および地域の活性化を推進する包括的連携協定を締結しました。地方自治体との連携において、活動の充実を目指して包括的な協定を結ぶのは初めての取り組みです。
 
 奈良県と大阪ガスは、従来からエネルギー分野を中心に各種の連携活動を行っています。具体的には、「奈良県エネルギービジョン推進協議会」などへの参画や、自立分散型エネルギーシステムの導入促進に向けた情報提供・技術支援のほか、地域の活性化策として文化・スポーツイベントにも協賛・協力しています。
 
 今回の協定締結により、奈良県と大阪ガスは、連携分野のさらなる拡大と取り組み内容の充実を図ります。
 エネルギー分野では、奈良県が策定した「第2次奈良県エネルギービジョン」の具現化に向け、「緊急時のエネルギー政策」「熱エネルギーの利活用」「奈良の省エネ・節電スタイルの推進」などの政策推進に積極的に協力を行います。また地域の安全・安心の確保に向け、防災啓発活動も一緒に実施していきます。
 エネルギー以外の分野では、当社がもつ「食」や「スポーツ」のノウハウ・コンテンツを活用し、奈良県産食材のPRやトップアスリートによるスポーツ政策への助言などを行っていきます。
 
 大阪ガスは、これからも、近畿の地域活性化や地方創生に貢献して参ります。
 
包括的連携協定書の概要
 
名称 奈良県と大阪ガス株式会社との包括的連携協定書
当事者 奈良県、大阪ガス
締結日 2016年5月11日
目的 大阪ガスと奈良県が相互に情報や意見交換に努め、協働により取り組むことが可能な案件について、連携・協力することにより、県内のエネルギー政策及び地域活性化の推進を図る。
連携事項 別紙参照
 
以上
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  別紙  
 
「奈良県と大阪ガス株式会社との包括的連携協定」における具体的な連携事項
 
エネルギー政策の推進に関すること
 
エネルギーの地産地消・面的利用等に関する検討の共同実施
県内の家庭・事業所、公共施設等における自立分散型エネルギー導入への支援
職員の人事交流の実施
県内事業所に対して熱効率を含めた省エネ診断力向上への支援
県内学校等におけるエネルギー教育の実施
本県の実情に応じた熱エネルギーや未利用エネルギーの利活用に関する効果的な方策の検討
エネルギーに関する研修会等の実施
再生可能エネルギー及び省エネに関する県民への啓発等
省エネ・節電に関する具体的な取組の実施
   
2  災害対応など地域の安全・安心の確保に関すること
 
災害時の体制整備等の検討
防災・保安に関する研修会等の実施
防災教育の普及・実施
   
3 環境政策の推進に関すること
 
環境保全に関する県民活動への支援・啓発等
環境教育の普及・実施
   
4 産業・雇用の促進に関すること
 
県特産品に関する情報の発信
産官学の連携の推進
   
5 文化・食・観光の振興に関すること
 
文化・芸術活動への協力
食の振興に関する取組のサポート
県が実施する文化・観光事業に関する情報の発信
   
6 スポーツ振興および健康増進に関すること
 
スポーツ及び健康づくりのイベント等の支援
スポーツや健康づくりに関する事業の支援
   
7 その他、地域社会の活性化等に関すること
 
国際交流に関する取組の実施
福祉施設等への寄付
NPOや福祉団体等の活動への支援
 
以上

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