大阪ガス株式会社(社長:本荘 武宏)が建設を進めていました、「泉北製造所第一工場5号LNGタンク」の建設工事が完了し、運用を開始しました。 |
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「泉北製造所第一工場5号LNGタンク」は、当社泉北第一工場内に、地上式としては世界最大級の230,000m3の容量にて建設した大型タンクです。タンクの内槽材料として世界初となる「7%ニッケル鋼」を採用し、従来鋼材と同等性能を持ちながら、内槽材料コストの低廉化を実現しています。外側のコンクリート壁の施工には、「スリップフォーム工法(*1)」という新工法を取り入れ、工期の大幅な短縮(*2)に成功しました。 |
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大阪ガスは、今後もエネルギーの安定供給に努め、お客さま、株主さま、地域社会の信頼にお応えしてまいります。 |
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(*1) |
鉄筋の組立・コンクリートの打設を連続的に施工し、工期を短縮する工法。全周に設置された「型枠と足場が一体となった装置」を、油圧ジャッキで上昇させていきます。 |
(*2) |
従来9ヶ月を要するコンクリート壁構築工期を20日に短縮。 |
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◇外観写真 |
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◇ |
泉北製造所第一工場5号LNGタンクの概要 |
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建設地 |
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大阪ガス株式会社泉北製造所第一工場 |
工期 |
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平成24年9月~平成27年11月 |
タンク種別 |
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PCLNGタンク(*3) |
タンク容量 |
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230,000m3 |
内槽内径 |
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87m |
液面高さ |
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38.7m |
防液堤外径 |
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90.8m |
外槽頂部までの高さ |
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58.4m |
防液堤高さ |
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43.6m |
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(*3) |
タンクの外槽にプレストレストコンクリート(強化コンクリートの一種)壁を防液堤として密着させたタンク |
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◇ |
泉北製造所第一工場の概略 |
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住所 |
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大阪府堺市西区築港浜寺町4番地 |
稼働開始 |
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昭和46年10月 |
面積 |
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281,000m2 |
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以上 |