2025年4月21日
五島フローティングウィンドファーム合同会社
戸田建設株式会社
ENEOSリニューアブル・エナジー株式会社
大阪ガス株式会社
株式会社INPEX
関西電力株式会社
中部電力株式会社
五島フローティングウィンドファーム合同会社は、海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律(再エネ海域利用法)に基づき、経済産業省および国土交通省から公募占用計画の認定を受け、「五島市沖洋上風力発電事業」(以下、本事業)として、浮体式洋上風力発電所を建設しております。この度、当概発電所の名称および8基の風車の名称を正式に決定し、名称披露式を2025年4月20日に長崎県五島市にて開催したことをお知らせいたします。
1.発電所名の決定
本事業における浮体式洋上風力発電所の名称を「五島洋上ウィンドファーム」に決定いたしました。この名称決定を通じて、今後さらに地域との連携を深めて参ります。
2.各風車8基の名称の決定
8基の風車の名称は、昨年に五島市および新上五島町の小中学生を対象に実施した募集により、ご応募いただいた名称の中から厳正なる審査を経て選定いたしました。これらの名称は、五島市および新上五島町の豊かな自然や文化をイメージしつつ、風、海など自然エネルギーを象徴する要素が随所に取り入れられた、こどもたちならではの豊かな感性と未来への希望が感じられるものとなっています。こどもたちの想いが込められた風車の名称が、ウェブサイトやイベントなどを通じて広く認知されることにより、地域振興およびカーボンニュートラル化の認知促進へ繋がることを期待しています。
3.名称披露式の様子
名称披露式では主催者である五島フローティングウィンドファーム合同会社の牛上による挨拶に続き、風車名称の命名者である小中学生に記念品のトロフィーを授与いたしました。また、五島市長の出口様をはじめご来賓の方々からは、五島洋上ウィンドファームによる地域のカーボンニュートラル化への期待についてお話をいただきました。
4.浮体式洋上風力発電事業の取り組み
本事業(発電規模16.8MW)は、2026年1月の運転開始を目指して風車の建設を順調に進めております。なお、代表企業である戸田建設は、2010年環境省浮体式洋上風力発電実証事業を受託し、2016年3月、日本で初めて浮体式洋上風力発電設備を実用化しました。(長崎県五島市崎山沖「はえんかぜ」:発電規模2.0MW)
五島洋上ウィンドファームが、地域振興やカーボンニュートラル化の助けになることを期待しています
事業概要
【参画企業の概要】