2023年5月8日
大阪ガス株式会社
当期の売上高は、国内エネルギー事業での原料費調整制度に基づきガス販売単価が高めに推移したことやLNG販売価格の上昇、海外エネルギー事業での米国及び豪州の上流事業での増収などにより、前期に比べて増収となりました。経常利益は、国内エネルギー事業で原料価格などの変動が販売単価に反映されるまでのタイムラグ(*1)による減益影響が縮小したことや、海外エネルギー事業及びライフ&ビジネス ソリューション事業の増益があったものの、国内エネルギー事業でのフリーポート液化基地火災による損失(*2)の影響などにより、減益となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は減益となりました。
連結子会社数は、前期末から9社増、5社減の154社となりました。また、持分法適用関連会社数は、前期末から5社増、3社減の32社となりました。
(*1) | 原料価格及び燃料価格の変動が、原料費調整制度及び燃料費調整制度に基づく販売単価に反映されるまでには一定の時間差があるため、一時的な増減益要因となります。 |
(*2) | 当社グループの投資先であり、かつLNG調達先の一つであるフリーポートLNGプロジェクト(以下、「当プロジェクト」)の液化基地において昨年6月に火災が発生し、基地の操業が停止していたことにより、当社グループは、操業停止期間中に当プロジェクトから調達を計画していたLNG の代替調達の他、LNG 調達に付随する契約の変更等を進めました。当プロジェクトは本年2月に基地の操業を再開しております。 |
「国内エネルギー」のセグメント損益は、原料価格などの変動が販売単価に反映されるまでのタイムラグによる減益影響が縮小したものの、フリーポート液化基地火災による損失などにより、減益となりました。「海外エネルギー」のセグメント損益は、米国及び豪州の上流事業などの増益により、増益となりました。「ライフ&ビジネス ソリューション」のセグメント損益は、材料ソリューション事業や都市開発事業などでの増益により、増益となりました。
3.配当の状況
以上
2023年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) (353KB)