2021年3月期 (第203期) 第3四半期決算について
2021年2月1日
大阪ガス株式会社
1.経 営 成 績 (2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)決算の概要
当第3四半期の売上高は、電力販売量が増加したものの、ガス事業で原料費調整制度に基づき販売単価が低めに推移したことや販売量が減少したことなどにより、前年同期に比べて減収となりました。経常利益は、海外エネルギー事業や電力事業での増益、ガス事業でのスライド影響(*)が前年同期に比べて拡大したことなどにより、増益となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、増益となりました。
(*)原料価格の変動が販売単価に反映されるまでのタイムラグによる影響
(2)セグメント別概況
「国内エネルギー・ガス」のセグメント利益は、ガス販売量が減少したものの、スライド影響などにより、増益となりました。「国内エネルギー・電力」のセグメント利益は、電力販売量が増加したことなどにより、増益となりました。「海外エネルギー」のセグメント利益は、フリーポートLNGプロジェクトや米国上流事業会社の事業貢献などにより、増益となりました。「ライフ&ビジネス ソリューション」のセグメント利益は、情報ソリューション事業やフィットネス事業における新型コロナウイルス感染症拡大の影響などにより減益となりました。
(3)個別ガス販売実績
大阪ガス個別のガス販売実績[45MJ/m3] は前年同期を下回りました。家庭用のガス販売量は、概ね前年並みとなりました。業務用等のガス販売量は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によるお客さま先での設備稼働減などにより、前年同期を下回りました。
(4)国内電力販売実績
国内の電力販売量は、小売と卸等がともに増加し、前年同期を上回りました。
2.当期 (2021年3月期) の業績予想
最近の業績動向などを踏まえた結果、2021年3月期の業績予想に変動が生じることになったため、連結及び個別の業績予想を修正します。
以上
2021年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) (262KB)
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