
2020年09月17日(木)
第二代表決定戦でパナソニックに敗戦…
第三代表決定戦へ

2回に先頭打者でヒットを放つ末兼選手
初回、先発 温水投手は味方エラーもあり1アウト2,3塁とピンチから3失点。リリーフで登板した中谷投手も1点を献上し4点をリードされると、三回にも追加点を許し序盤から5点ビハインドの劣勢に立たされた。一方、打線は、二回に先頭打者、四番の末包選手がヒットで出塁するも無得点だったのをはじめ、5度のチャンスにパナソニック先発、與座投手から点を奪えず、完封負けを喫した。
橋口監督のコメント

打者8人を無安打で抑えた田中投手
「先に点を取れていたら展開は変わっていたと思うが、結局、上手く滑り出せなかった。4点を奪われた直後の2回、先頭の末包が出たチャンスをモノにできなかったのも痛かった。今日は先輩らが打てなかったね。しかし、いつも好調というわけにはいかないから。パナソニックの興座投手は今季特に良く、今日も上手いピッチングをされた。良いピッチャーからはそうは打てない。だからこそ、少ないチャンスを活かせなければならなかった。温水は悪くはなかった。向こうに上手く打たれたなという感じ。後続の投手陣はしっかり抑えてくれているので、あとは立ち上がりをしっかりすれば、何も心配はない」
第三代表の座を射止めるためのキーは先発投手か

7回に登板し2奪三振の飯塚投手
代表決定戦の2試合を振り返ると、序盤から大量失点、打線はどうも噛み合わず…、と投打ともに元気がない。橋口監督は、自分たちの野球ができていないとしながらも、継投で相手打線を封じ込めている投手陣の厚さをあげ、打線については「タイムリーこそないが、ヒットは出ているし全く手が出ていないわけではない。きっかけがあれば爆発するはず」と、決して不安材料ばかりではないと話す。
元気のいい野球が持ち味。突破口さえ開けたら乗って行ける。その一番のポイントは先発投手だと言う。「うちが自ら崩れてしまい勝機を逃している。先発がどこまで試合をつくれるか」。そこから攻撃のリズムをつかみたい。あとは打線が割り切って思い切りいけるかどうかだ。「自分たちの野球ができれば何とかなるのだから」と、第三代表の座獲得へ向けて前を向いた。