このページの本文へ移動します。

  • TOP
  • 野球部
  • 陸上競技部
2020都市対抗野球大会

※現在、試合の日程は
決まっておりません。

結果速報

硬式野球部ポータルサイト

予選前のコメント

橋口 博一 (はしぐち ひろかず)  監督
橋口監督

第91回 都市対抗野球大会二次予選が、9月1日から始まります。大阪ガスの初戦は9月7日です。今年は新型コロナの影響で出場を予定していた他の大会は全て中止となり、本予選が今シーズン初の公式戦となります。緊急事態宣言が解除された6月から全体練習を再開、7月からはオープン戦を実施していますが、全て見学不可の中での活動。予選を目前に、現在のチーム状況を橋口監督に聞きました。


新型コロナ禍の中でも着々と準備はできている

全体練習再開後から約20試合行ったオープン戦の戦績は決して良いとは言えないが、実戦を重ねるごとに調子が上向いてきたので、チームは非常に良い状態にあると思う。全員で戦うのがうちの野球。キャプテンの峰下が、このような状況下の中でも一体感を持てるチームづくりを上手くやってくれている。

確かに今年はいつにないシーズンではあるが、チームにとっては悪い事ばかりではないと感じている。全体練習ができない期間中は、春先までの内容を自己分析をさせたり、技術面での課題にじっくり取り組ませた。個々の練習量が増えた分、パワーアップもできた。通常ならばシーズン中には決してできないことだ。

投手陣は、阪本、温水の二枚看板で安泰
好打者揃いの打線は、末包に大きな当たりを期待

昨シーズン、投手の柱として活躍してくれた阪本には、昨年同様の好投でエースとしての活躍を期待しているし、投げてもらわなければという思いだ。今年もここまで見てきて十分信頼でき、公式戦はきっちり投げてくれるでしょう。

さらに、温水が調子を取り戻してきている。都市対抗で優勝した一昨年のシーズンを彷彿とさせる…いや、それ以上かもしれない。コントロールが良くなったことに加え、ストレートがいい。球に力がある。
昨年は自分に変化をもたらそうといろいろと悩んだようだが、それも吹っ切れたと見え、それが功を奏しているのでは。本人も自信を持って投げているようだ。この調子で都市対抗予選へ臨んで欲しい。

阪本、温水の二枚看板でいけたら随分良い戦いができるし、それを今から楽しみにしている。
さらに、新人の田中が入ってきた。高校、大学と日本一を経験している上に、大学時代は侍JAPANに選ばれたことからも実績は十分の選手。今後、阪本、温水を脅かす存在になるでしょう。そうなると、投手陣の層がますます厚くなってくるから、どこに誰を持ってくるか…贅沢な悩みですね(笑)

打者では末包の当たりに期待している。彼は規格外のパワーの持ち主、当たれば大きい。そこが魅力だ。全体練習ができない期間中にウエイトトレーニングに力を入れたようで100キロだった体重が110キロに増えた。体が大きくなっても体のキレはそのままにパワーが増しているのだからますます楽しみだ。後は、どこまで守りに入らず攻めの姿勢で打席に立てるかがカギ。そうすれば、豪快なバッティングがもっともっと見られるでしょう。

惟一心の精神で、狙うは日本一

今年のスローガンは二年ぶりに“惟一心”に。大阪ガス硬式野球部の基本理念ですから、これが一番しっくりくる。この気持ちをもってこれまで通り、我々ができることを全力で戦い、都市対抗では、まずは第一代表を、そして日本一を狙います。無観客でもみなさんの声援はしっかりと届いています、期待に応えられるよう頑張ります。

峰下 智弘 (みねした ともひろ)  主将
峰下 智弘 (みねした ともひろ) 主将

野球ができることに感謝し、黒獅子旗を手にできるよう頑張りたい


新型コロナの影響で異例のシーズンとなった今年、大阪ガス硬式野球部にとっては唯一の公式戦出場となる都市対抗野球大会。
日本一奪還を目指すチームの意気込みをリーダー2年目となる峰下智弘キャプテンに聞きました。

――― キャプテンとして2年目に入りましたが、心境に変化はありますか

キャプテンという役目を果たすことについて心構えは何も変わりませんが、新型コロナの影響でいつもと違うシーズンとなったことで、チームをまとめる難しさを感じています。

――― 新型コロナ禍でのチーム活動はどのようにされてきたのでしょうか

3月までは全体練習やオープン戦ができていましたが、4〜5月の2カ月間は、試合はもちろん全体練習も行うことができませんでした。この間は、グラウンドやトレーニングルームの使用スケジュールをチーム内で調整し、3人以上が同時に顔を合わさないように徹底していました。ですからキャッチボールすらもできない状況でした。
6月に入り、2グループに分かれての練習再開、中旬頃には全体練習ができるようになり、7月からはオープン戦も行えるようになりました。
僕自身、全体練習ができなかった期間中にこれまでの自分の試合でのデータを見直したことで新たな発見ができたのは収穫でした。普段は、相手チームの分析にばかり目が行きがちなので、とても有意義な期間だったと捉えています。

――― チームをまとめるためにどのような工夫をされているのでしょうか

全体練習はできても、密を防ぐために全員揃ってのミーティングは未だできません。プレーについての細かい話などは、副キャプテンとポジションごとの4人のリーダーと話し合い、選手たちへ伝えてもらうようにしています。

――― 現在のチームの調子はいかがですか

実戦から遠ざかっていた分、オープン戦開始直後は投打が噛み合わず苦戦しましたが、それも徐々に解消され、最近では思うような試合運びができるようになってきました。都市対抗予選を前に、チームの調子は上向いています。

――― 予選が目前に迫ってきました

ようやく公式戦ができるという喜びと、都市対抗予選ならではの一種独特の緊張感があります。特に1,2年目の選手は予選初体験となるので、自分たちがしっかり引っ張っていかないと。持ち味である機動力をフルに活かして、後はどれだけ腹をくくって思い切りプレーできるかにかかってくると思います。

――― 予選へ臨む意気込みを教えてください

このような状況下でも野球ができることに感謝しながら臨みたいと思います。無観客である分、いつも以上に全員一丸となって試合に臨み、第一代表を狙っていきます。そして、支えて下さっているみなさんに喜んでもらえるよう頑張りたいと思います。

このページのトップへ戻る