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2026都市対抗野球大会
次回試合

2026年09月04日(金) 14:00〜
vs 三菱重工East
(会場:東京ドーム)

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レポート

2026年09月03日(木)

大阪ガス、8年ぶり8強入り!
2本塁打で競り勝ち、近畿対決を制す


大阪ガスが長打力を発揮して逃げ切り、近畿地区同士の激戦を制した。 先制したのは大阪ガス。2回表に5番・山川の3塁打などで1点を先制すると、続く3回表には補強選手の朝日(三菱重工West)がライトスタンドへ飛び込むソロ本塁打などで2点を追加した。3対1で迎えた8回裏、1点差に詰め寄られた直後の9回表、この回から登板した相手4番手投手から高橋がレフトスタンドに突きさす本塁打を放ち、試合を決めた。 先発した新人・田村の奮闘も光った。8回を投げ2失点と試合を作った。1回戦で10得点した打線を相手に、持ち味の制球力を武器に丁寧にコーナーを突き、堂々たるマウンド捌きを披露した。 接戦をモノにし、ベスト8に進出。日本一に輝いた2018年以来となる頂点を見据える大阪ガスの勢いは、ここからさらに加速していく。

■峯岡監督のコメント
「朝日の躍動がチームに勢いをもたらしました。まず、2回裏に先頭打者の三遊間を抜けそうな打球を好捕。そのままヒットとなってノーアウトでランナーが出ていたら、戦局は随分違っていたはず。田村がリズムに乗ろうとする序盤だけに、投手を盛り立てるあのプレーは大きかった。流れを引き寄せる手応えを感じました。直後の攻撃で本塁打も飛び出しましたし、まさに攻守でチームを牽引してくれました。  田村は、都市対抗での初先発という重圧のなかで、本当によく投げました。特に中盤以降、ボールが走りグッと良くなりましたね。8回に本塁打こそ許しましたが、引きずることなくその後を3人で切って取りましたから、十分に素晴らしい仕事をしてくれたと思っています。 私たちは常に日本一を目指して戦っていますので、8年ぶりのベスト8進出も通過点に過ぎません。決して浮足立つことなく、『凡事徹底』の精神で自分たちの力を出し切る姿勢を次戦でも貫いていきます」

ひと振りで重圧を破る
高橋佑八が刻んだ価値あるアーチ


チームの要、高橋が、またも勝負強さを見せつけた。1点差に詰め寄られ重苦しい空気が漂った9回表、レフトスタンドへ飛び込む貴重なダメ押しソロ本塁打を放った。「東京ドームで1本打てたのは本当に嬉しい」と顔をほころばせた。本人は「たまたまです」と謙虚に語るが、今季、公式戦3本目と勝負強さは本物だ。好不調の波が少ない背景には、加嶋健志郎コーチによる緻密なデータ分析と微修正の積み重ねがある。 守っては、都市対抗初先発となった新人・田村を巧みにリード。「持ち味をさらに伸ばすイメージ」で新人の良さを最大限に引き出し、圧巻の投球を演出してみせた。 昨季まで背負った主将の重責を後輩に譲り、心身ともに充実の時を迎えている。2018年の日本一翌年に入社。そこから初戦敗退や予選敗退など、チームの苦しい時期を誰よりも知っている。「勝ちたいですね」――しみじみと漏らした言葉の裏には、目標を見据えた執念が宿る。目指すはただ一つ、このチームで再び掴み取る日本一のみだ。

攻守で躍動、勝利を手繰り寄せた補強選手・朝日晴人


補強選手の朝日(三菱重工West)が、攻守にわたる躍動で勝利に貢献した。2回裏に三遊間を襲った鋭い打球を好捕しピンチを防ぐと、勢いそのままに直後の3回表、先頭で迎えた打席で甘いスライダーをフルスイング。今季、「バットに乗せるバッティングができている」と話す通り、左中間へ叩き込む貴重なソロ本塁打を放った。「甘い球が来たら強く振ることだけを考えていました。届いてホッとしました」と笑みがこぼれた。 自チームではここ2年、都市対抗出場を逃している。「補強で呼んでいただいたおかげ。打って守って、どんな形でも貢献したい」と強い覚悟で臨む大舞台。のびのびとプレーさせてくれるチームの雰囲気にも感謝を寄せる。実は日頃から「自チームに負けないくらい、大阪ガスの応援が好き」と語り、その声援は打席で何よりの力になっている。 峯岡監督も「様子を見ずに、甘い球を初球から振っていける積極性が強み」と全幅の信頼を寄せる。果敢に攻める強気のプレーと人懐っこい笑顔の頼もしき補強選手が、チームにさらなる勢いをもたらす。

新人らしからぬ堂々の投球 先発・田村剛平
圧巻の8回2失点


大舞台の重圧を、鮮烈なピッチングで吹き飛ばした。都市対抗初先発としてマウンドに上がった新人・田村が、8回2失点の力投で8年ぶりの8強進出をたぐり寄せた。 「めちゃめちゃ緊張してました」。試合後にそう振り返ったが、マウンド上では堂々たるもの。強力な日本新薬打線に対し、「低めを意識し、丁寧にコースをつく」投球を徹底、許した安打はわずか5本と、凡打の山を築いた。 圧巻だったのは相手4番打者との対戦だ。1回戦で3ラン本塁打を放ち、波に乗る主砲に対し、1打席目こそ安打を許したものの、2打席目以降は完璧に封じた。「ストレートが走り、思った以上に厳しいコースを攻められた球があった」と本人も手応えを口にする通り、力強い直球と緻密な制球力で主導権を渡さなかった。 味方が先制したものの、中盤は追加点を奪えず小康状態と重苦しい展開となったが、懸命に腕を振り主導権を渡さなかったマウンド捌きは、実に頼もしい限り。『日本一』を掲げて戦うチームにおいて欠かせない存在となった今、チームをさらに上のステージへと押し上げていく。