大阪ガス国際交流財団は今年もインドネシア大学大学院生2人を、関西国際センター様実施の日本語研修へ招へいしました。7月8日に来日した2人は、翌日からオリエンテーリングなどに参加し、7月10日には、甲南女子大学でインドネシアやマレーシアの言語や文化を学んでおられる学生のみなさんとオンラインでの交流会を行いました。
日本に到着して日が浅くまだ緊張がぬけていない様子でしたが、甲南女子大学の湯淺章子教授をはじめ、参加された1年生から4年生(そのうち2人は、直前までインドネシアの大学へ留学されていたとのこと)までの6人のみなさんがうまく話を進めてくださり、会話が途切れることなく楽しく交流されていました。
交流会は、甲南女子大学の学生さんがインドネシア語を、インドネシア大学の2人が日本語を使って行われました。
お互いの自己紹介から始まり、趣味・食べ物・日本のアイドルやカラオケの話、好きな言葉など、たくさんの話題で盛り上がりました。
相手の国の言葉の中で「一番好きな言葉」を言い合った際には、インドネシアの2人は、インドネシア語にない「切ない」「木漏れ日」という日本語が大好きだと話されました。甲南女子大学の学生さんは「Kira-kira(インドネシア語で『およそ』)」、「cumi-cumi(インドネシア語で『イカ』」の発音がかわいくていい、と話され、会話が弾みました。
今回の交流には双方とも満足されていましたので、当財団では、今後もこういった交流の継続・展開を図っていきたいと考えています。
オンライン交流会での記念撮影