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事業活動|公益財団法人大阪ガス国際交流財団


事業計画

令和8年度事業計画書

1. はじめに

令和7年度は、承認いただいた年度計画に基づき、例年通りの助成を進めると共に、新たな取り組みとして、マレーシア・大阪中学生相互短期訪問、スリランカのワヤンバ大学への助成開始、そして東ティモール国立大学日本語コース立ち上げ支援を実施すると共に、昨年11月の豪雨による洪水や土砂崩れによって多大な被害を受けたインドネシアのスマトラ島アチェ周辺の学生、生徒を支援するため、助成先であるシャクアラ大学とジャンボミンダ財団へ約546千円を計画外で送金した。
令和8年度も、令和7年度と基本的には同様の助成を、関連法令を遵守しつつ実施すると共に、中学生相互短期訪問の定着並びに展開の検討、助成先大学への研究助成の一部の『日本への学生・研究者派遣』助成への切り替え、新たな助成先の検討等に取り組み、より高いレベルでの国際親善/相互理解深化への寄与を図る。
なお、ボゴール農科大学等へ研究助成に関しては、双方が合意する計画が立案できた場合、令和8年度から一部を、『日本への学生・研究者派遣』へ切り替える可能性がある。

2. 助成事業

以下の(1)〜(4)の助成を計画している(予算総額 約28,881千円)。
(前提為替レート;150円/ドル、9.0円/千ルピア)

(1)教育機材助成  助成金予算額:248,900千ルピア(円換算約2,240千円)

①ボンタン地域の小学校、中学校、高校への教育機材助成: 171,500千ルピア
ボンタン地域への教育機材助成は、現地の教育委員会が推薦した内容を確認して行う。
パソコン等IT設備、音響・映像設備、等。

②バンダアチェ地域への図書助成: 77,400千ルピア
ジャンボミンダ財団が運営する図書館・移動図書館に図書および図書館設備を助成する。

(2)試験研究助成  助成金予算額:60,000ドル(円換算約9,000千円)

①〜⑤の大学に対して各12,000ドルの試験研究助成を継続する。
助成テーマについては、学内委員会によって選考されたテーマの研究計画書を財団で評価して決定する。

①インドネシア大学への試験研究助成: 12,000ドル
②バンドン工科大学への試験研究助成: 12,000ドル
③ボゴール農科大学への試験研究助成: 12,000ドル(一部を『日本への学生・研究者派遣助成』に変更する可能性あり)
④サラワク大学への試験研究助成:   12,000ドル
⑤ワヤンバ大学への試験研究助成:   12,000ドル

(3)奨学金支給  助成金予算額:470,100千ルピア・41,400ドル(円換算約10,441千円)

以下の学生(総合計317名)に対して奨学金を支給する。

①ボンタン地域の高校・大学の学生: 148,500千ルピア
高校2校・技術専門校1校:125名(75,000ルピア/月・名)
大学2校:20名(150,000ルピア/月・名)
②バンダアチェ地域の小学校・中学校・高校の学生: 105,600千ルピア
65名(平均135,385ルピア/月・名)
③ムラワルマン大学の学生: 108,000千ルピア
45名(200,000ルピア/月・名)
④シャクアラ大学の学生: 108,000千ルピア
30名(300,000ルピア/月・名)
⑤サラワク大学工学部の学生: 26,400ドル
12名(2,200ドル/年・名)
⑥東ティモール大学工学部および同大学院工学部の学生: 15,000ドル
学部生:   10名(500ドル/年・名)
大学院へ進学する学部生: 5名(1,000ドル/年・名)
大学院生:  5名(1,000ドル/年・名)

(4)研修助成  助成金予算額:1,600千円・14,000ドル(円換算約3,700千円)

①インドネシア大学大学院生の日本語短期研修への助成: 1,600千円
インドネシア大学日本地域研究学科から大学院生2名を招聘し、独立行政法人 国際交流基金 関西国際センターで日本語短期研修を実施する。

②サラワク州遠隔地校の教員及び生徒の英語研修への助成: 14,000ドル
マレーシア教育省を通じて、サラワク州の小学校教員ならびに生徒の英語研修に対し、助成する(機材支給等を伴う)。

(5)生徒/学生間オンライン交流会 助成金予算額:500千円

①サラワク州中学校生徒と大阪府中学校生徒の間のウェブ会議
マレーシア教育省ならびに大阪府教育庁等と調整し、サラワク州の中学校の生徒と、近畿地区の中学校の生徒との間で、オンライン交流会の継続的実施を図る。

②助成先の大学と日本の大学の間での学生間オンライン交流会
助成先の大学と日本の大学の間での学生間オンライン交流会の開催を図る。

(6)マレーシアと日本の中学生による相互短期訪問 助成金予算額:3,000千円

・マレーシアと日本の中学生による相互短期訪問を実施する。いずれの訪問についても参加生徒数は5名程度と想定している。

(7)財団が助成した学生/研究者間ネットワーク構築

・財団の活動の価値を、助成を受けた学生/研究者にとっても高めるべく、奨学生/研究者のネットワークを、まずはバンドン工科大学のサポートを得て構築した、WhatsAppというSNSベースの基盤をベースに学生/研究者の参加を働きかける。

(8)交流の促進、広報活動

・現地での贈呈式や研究発表会に参加し、助成先/助成対象の生徒/学生/研究者との情報交換会を実施する。また、助成先との普段のウェブ会議/電話/メールに加え、日本語研修における留学生との交流なども活用し、助成先と密なコミュニケーションを図ることにより相互理解を深める。

・DaigasグループのSNS/イントラネット、財団のホームページでの発信等により、財団活動を広く一般に周知する。

3. 資産運用(助成事業運営資産の一部取崩し等)

財務面では、円金利の急な上昇の可能性は低いと考えられ、ドル金利も緩やかに低下していく可能性が高いと見られているが、現状の為替レベルが継続すれば、令和8年度収支は令和6年度の黒字の消化残を解消できるレベルの赤字に落ち着くと見ている。
一方、円高に転じた等の事由によって収支が悪化し、助成事業の円滑な運営に支障が予想される場合には、必要に応じ助成事業運営資産(特定資産)を取崩した資金や有価証券の買い替えによる売却益を事業費及び管理費に充当する。
なお、資産の運用・管理に当たっては、資産運用規程を順守し、資産運用委員会の答申や助言を踏まえながら実施する。

4. 公益法人制度改定への対応

令和7年4月1日に改定された公益法人制度における財務規律柔軟化、行政手続合理化、自律的ガバナンス充実には、引き続き適切に対応する。

以上

 

(参 考)

令和8年度 支払助成金予算額内訳

助成事業項目
助成事業内容
現地通貨
日本円換算
(1)教育機材助成

①ボンタン地域の小学校、中学校、高校への教育機材助成

171,500千ルピア

1,544千円

②バンダアチェ地域への図書助成

77,400千ルピア

697千円

小計 2,240千円
(2)試験研究助成

①インドネシア大学

12,000ドル

1,800千円

②バンドン工科大学

12,000ドル

1,800千円

③ボゴール農業大学

12,000ドル

1,800千円

④サラワク大学

12,000ドル

1,800千円

⑤ワヤンバ大学

12,000ドル

1,800千円

小計 9,000千円
(3)奨学金支給

①ボンタン地域:
普通高校 2校、
技術専門学校 1校
125名
(75,000ルピア/月・名)
大学 2校 20名
(150,000ルピア/月・名)

148,500千ルピア

1,337千円

②バンダアチェ地域
65名
(平均135,385ルピア/月・名)

105,600千ルピア

950千円

③ムラワルマン大学
45名
(200,000ルピア/月・名)

108,000千ルピア

972千円

④シャクアラ大学
30名
(300,000ルピア/月・名)

108,000千ルピア

972千円

⑤サラワク大学
12名
(2,200ドル/年・名)

26,400ドル

3,960千円

⑥東ティモール大学
20名
(500ドル/年×10名、1,000ドル/年×10名)

15,000ドル

2,250千円

小計 10,441千円
(4)研修助成

①インドネシア大学大学院生の日本語短期研修への助成

(円貨)

1,600千円

②サラワク州遠隔地校の教員及び生徒研修への助成

14,000ドル

2,100千円

小計 3,700千円
(5)生徒/学生間
交流

①助成先国と日本の生徒・学生間ウェブ会議

(円貨)

500千円

②サラワク州と大阪の中学生間ウェブ会議/相互短期訪問

(円貨)

3,000千円

小計 3,500千円
助成金合計 28,881千円

(予算の前提為替レート:150円/ドル、9.0円/千ルピア)

 

令和8年度収支予算書


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