大阪ガス国際交流財団では、今年度もインドネシア大学日本地域研究科の大学院生2人を招へいし、日本語研修を実施しました。
来日した今年度の研修生フィカさんとニアさんは、7月9日から8月21日までの約ーか月半にわたり、国際交流基金 関西国際センター様が実施する『日本語学習者訪日研修(大学生・ 大学院生)』に参加し、同時期に実施された『カウンターパート学習者訪日研修』に参加の大学生と一緒に、総勢36名で研修期間を過ごしました。
研修では、日本語の授業の他に、正しいマナーやコミュニケーションスキルを学んだ後に実施する、近隣の『小学校訪問』や『ホームビジット』で、日本の人々の生活(習慣・メディアでは見られない癖)や文化(信仰・祭りの祝い事など)に直接ふれることができたそうです。
また、文化体験の授業で『書道』や『華道』『浴衣』を体験、『浴衣』の授業では、実際に浴衣を着せてもらい、日本の伝統的な衣服の種類と着用する時期、浴衣を着たときの所作についても学び、日本文化について深く知ることができたそうです。
今年度はSDGsをテーマとした調査・研究を行い、研修中の活動を通して学んだこと・感じたことをグループで相談し、最終発表会では全て日本語で発表。質疑応答にも日本語で的確に対応でき、研修での成果を発揮できました。
この研修を通して、曰本語能力が学業面でも非学業面でも向上したふたり。「日本人との口頭や文書でのコミュニケーションに自信がついた」「人生を通じて素睛らしい経験をすることができ、与えられた機会にとても感謝しています」と研修をふりかえりました 。
大阪ガス国際交流財団は、国際親善、相互理解のさらなる深化を目指し、次年度もインドネシア大学大学院生日本語研修を実施する予定です。
ホームビジット先のご家族とはいチーズ! |
日本文化の授業で浴衣を着たフィカさんと |
授業で発表するニアさん 講義の内容も発表も全て日本語です |
ガス科学館の見学 研修生のみなさんと一緒に 小学生より反応が良かったそうです |
最終発表会で発表するフィカさん 全て日本語で、とてもわかりやすい発表でした |
修了式 関西国際センターのみなさんと |